人気作家・吉田修一の小説を原作に制作された映画「太陽は動かない」。
「MOZU」や「海猿」などを手掛けた監督・羽住英一郎さんがメガホンを取り、実写化不可能といわれたスパイアクションを映像化したことで注目を集めています。
映画「太陽は動かない」のあらすじネタバレを知りたい
韓国俳優は誰が出演するの？
本記事では話題作「太陽は動かない」の実写映画のあらすじネタバレ、キャスト情報などをご紹介しています。
太陽は動かない あらすじ
心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野と相棒の田岡。24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦が始まる。誰が敵か味方が分からない極限の状況の中、2人の心臓爆破のリミットは迫っていた―。24時間ごとにリセットされる、極限のタイムリミット・エンターテイメントが幕を開ける！
太陽は動かないの結末をネタバレ
「鷹野一彦」シリーズは3部作の小説ですが、映画では「太陽は動かない」「森は知っている」の二部作を合わせたストーリーだといわれています。
次世代エネルギーの極秘情報をめぐり各国のエージェントたちと激しい戦いを繰り広げる物語と、主人公の鷹野がなぜ諜報員になったのか、生い立ちを含めたストーリー構成です。
日本、サンフランシスコ、ベトナム、上海と世界を舞台にした壮大なスケールで描かれている点も大きな見どころといえるでしょう。
原作小説の濃厚な人物設定や二転三転するスパイ作品ならではの物語を2時間の映画で表現するのは難しいと思いますが、予告編を見る限りアクションシーンも含めかなり期待できそうです。
※映画公開後、結末は分かり次第執筆させていただきます。
太陽は動かない キャスト一覧
鷹野一彦役：藤原竜也
主人公・鷹野一彦は頭脳明晰で高い身体能力を持ち、どんな危険にも冷静沈着に対応できる「AN通信」のベテラン諜報員です。
主人公・鷹野を演じるのは「22年目の告白-私が殺人犯です-」「カイジ」シリーズを大ヒットに導いた人気俳優・藤原竜也さんです。
田岡亮一役：竹内涼真
田岡亮一は鷹野一彦の後輩で相棒にあたるAN通信の諜報員です。
危険にも立ち向かう勇敢な若手エージェントですが、仲間の死に敏感で、心臓の起爆装置への恐怖心が消えず感情的になることもあります。
そんな繊細な田岡亮一役を演じるのは「テセウスの船」や「センセイ君主」に出演し、人気俳優の仲間入りを果たした竹内涼真さんです。
AYAKO役：ハン・ヒョジュ
AYAKOはアンディ・黄に協力し、次世代エネルギーの情報を求めている謎の女性です。
鷹野と田岡にとって敵か味方か分からない設定なので、ストーリーにどう関わってくるのかが見どころです。
AYAKO役には韓国ドラマ「トンイ」「華麗なる遺産」で人気女優の地位を確立したハン・ヒョジュさんが演じています。
風間武役：佐藤浩市
産業スパイ組織｢AN通信｣情報部部長で鷹野たちに指令を出す人物です。
元は新聞記者で育児放棄されて餓死しかけていた幼い鷹野を引き取った過去があります。
謎が多い風間武役を演じるのはシリアスな役からコミカルな役まで幅広くこなすベテラン俳優の佐藤浩市さんです。
太陽は動かないの原作情報
原作の「鷹野一彦」シリーズは「太陽は動かない」「森は知っている」「ウォーターゲーム」の三部作になっている小説です。
「怒り」や「悪人」などのヒット作でも知られる小説家・吉田修一さんの作品です。
2018年5月に新作「ウォーターゲーム」が出版されましたが、前作「森は知っている」から3年経っての出版だったので三部作で完結か、このままシリーズとして続くのかはまだわかっていません。
しかし、最新作のインタビューで吉田修一さんは「太陽は動かない」「森は知っている」で主人公・鷹野の失ったものを描き、新作「ウォーターゲーム」で彼が何かを得ていく物語を書いたと語っています。
物語の設定では鷹野たちは35歳になると円満退社できるようですが「ウォーターゲーム」の時点では、まだ鷹野がその年齢に達していないので、もう一作くらいは期待できるのではないでしょうか。
まとめ
2021年3月に公開予定の映画「太陽は動かない」は日韓の豪華な出演キャストが注目を集める作品です。
世界各地を舞台に壮大なスケールで描かれています。
実現不可能といわれた激しいアクションシーンも見どころのひとつですが、登場人物それぞれが敵か味方か分からない状態でのストーリー展開が面白いスパイ映画です。
大人から子供まで楽しめる作品ですので、ぜひ映画館で鑑賞してみてはいかがでしょうか。
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