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舞台や映画、テレビドラマでも大人気のベテラン俳優ビルナイ。
大ヒットファンタジー映画ハリーポッターにも魔法大臣役で出演していました。
ビルナイはどんな俳優?
おすすめの出演作も知りたい
本記事では、シリアスからコメディまで幅広く演じるベテラン俳優ビルナイについて詳しく解説しています。
ハリーポッターで演じた重要な役柄の説明もあるので、ぜひチェックしてみてください。
ビルナイのプロフィール
「生きる」(黒澤明監督,1952年)に基づく、カズオ・イシグロ(Kazuo Ishiguro)脚本、Oliver Hermanus監督の新作”Living”で、ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド(Aimee Lou Wood)が共演するようだ。(Deadline) pic.twitter.com/tR7DS28RQB
— cinepre (@cinepre) October 15, 2020
ビルナイは、1949年12月12日にイングランドで生まれたイギリス人俳優です。
ジャーナリストになる夢に挫折し、ガールフレンドに勧められたがをきっかけで演劇の世界に入りました。
公開年 | タイトル | 役名 |
2003 | ステート・オブ・プレイ〜陰謀の構図〜 | キャメロン・フォスター |
ラブ・アクチュアリー | ビリー・マック | |
アンダーワールド | ヴィクター | |
2005 | アンダーワールド: エボリューション | ヴィクター |
2006 | パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト | デイヴィ・ジョーンズ |
2007 | パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド | デイヴィ・ジョーンズ |
2008 | ワルキューレ | オルブリヒト将軍 |
2009 | アンダーワールド ビギンズ | ヴィクター |
2010 | ハリーポッターと死の秘宝 PART1 | ルーファス・スクリムジョール |
2011 | ランゴ | ジェイク |
アーサー・クリスマスの大冒険 | グランドサンタ | |
2012 | タイタンの逆襲 | ヘパイストス |
トータル・リコール | マティアス | |
2013 | アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 | ティムの父親 |
2014 | アイ・フランケンシュタイン | ナベリアス王子 |
2019 | 名探偵ピカチュウ | ハワード・クリフォード |
2020 | 悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア- | サンジェルマン |
ビルナイはイギリス映画やテレビでの仕事が中心なので、出演作には日本で発表されていないものも多くあります。
出演作の表では日本公開もされた映画とドラマを選んでまとめてみました。
ビルナイは1981年にイギリスとアメリカの合作映画「針の眼」でスクリーンデビューを果たし、その後はテレビや舞台、映画と順調にキャリアを積んでいきます。
そして、2003年に公開された映画「ラブ・アクチュアリー」で、老いたロック歌手・ビリー・マックを好演し注目を集めました。
その後は「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ハリー・ポッター」など人気シリーズにも多く出演する人気俳優になっていきます。
様々な出演作を見ても分かるように、ナチュラルな演技と渋い雰囲気で、シリアスからコメディまで幅広くこなせる演技力がビルナイの魅力といえるでしょう。
ビルナイが演じたハリーポッターの魔法大臣ルーファス・スクリムジョールがすごい
シリーズ第6作目「ハリー・ポッターと死の秘宝Part1」でビルナイが演じたのは、魔法大臣ルーファス・スクリムジョール役です。
物語も終盤に差し掛かり、いよいよヴォルデモートとの戦いが激化しようとしているさなか、更迭されたコーネリウス・ファッジに変わり魔法大臣に就任しました。
「ハリー・ポッターと死の秘宝Part1」はビルナイ演じるルーファス・スクリムジョールの演説からはじまります。
前任とは違い魔法界や人間界の安全を考え、戦う意思や善意を垣間見せる頼もしく優しい魔法大臣です。
そして、前作で亡くなったダンブルドア校長の遺品をハリー達に渡す大切な役割も担っていました。
コミカルな役でも評判のビルナイですが、本作では強く頼もしい役を演じきり物語に深みを与えてくれています。
ビルナイの人気出演作3選
ビルナイはキャリアが長いベテラン俳優なので、たくさんの出演作があります。
ここでは、なかでも注目を集めたビルナイの渾身の演技が堪能できる作品を3つご紹介していきましょう。
映画の種類も演じたキャラクターも全く異なるので、3作全てを鑑賞してもらえるとビルナイの凄さを改めて感じることができますよ。
パイレーツ・オブ・カリビアン/ デッドマンズ・チェスト
ビルナイは大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ第3弾と第4弾に出演しています。
2006年に公開された「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」で、ジャック・スパロウの宿敵として登場したのが最初でした。
デイヴィ・ジョーンズという役名で顎からタコ足が生えている特殊なキャラだったので、演じているのがビルナイと気づかなかった人もいるかもしれません。
しかし、冷酷で残忍なだけではなく、悲しい過去に苦悩することもある複雑なデイヴィ・ジョーンズは、演技派で知られるビルナイだからこそ見事に演じきれたキャラといえるでしょう。
本作では主演のジョニー・デップを上回るほどの存在感を発揮し、ビルナイの演技が大絶賛を受けました。
ラブ・アクチュアリー
2003年に公開された「ラブ・アクリュアリー」はクリスマスを題材にしたラブ・ロマンス映画です。
複数の登場人物の恋愛模様が描かれる中、ビルナイは物語を盛り上げる老いたロック歌手ビリー・マック役を好演しています。
コメディ要素の強い役でしたが、見事に演じ切り英国アカデミー賞 助演男優賞も受賞しました。
本作でビルナイはシリアスな役だけでなく、コメディ作品にも万能に対応できる演技派俳優として認知されています。
アバウト・タイム ~愛おしい時間について~
2013年に公開された「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」でビルナイは主人公の父親役を好演しています。
タイムトラベルができる家系に生まれた主人公が、恋愛や人助けを目的に能力を使いながら成長していく姿が感動的に描かれました。
ちなみに主人公ティムを演じているのは「ハリー・ポッター」でロンの一番上の兄ビル・ウィーズリー役を演じたイケメン俳優ドーナル・グリーソンです。
ビルナイ演じる主人公の父親は、人生に悩む息子を優しく見守りながらも、大切なことを教えてくれる物語のキーパーソン的な役割を担います。
理想の父親像を自然体で演じているので、息子ティムと永遠にお別れするシーンは涙なくしては見られない名場面になっています。
多くの作品に出演しているビルナイは、アカデミー賞受賞作品もありますが、もっともナチュラルで味のある彼を楽しめるのは「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」でしょう。
まとめ
ジャーナリストから方向転換し、着実にキャリアを積み上げて、演技派として知られるようになったビルナイ。
シリアスな役からポップでコミカルな役まで幅広く演じることができるベテラン俳優です。
ビルナイと仕事をした監督や俳優たちは、彼がでると作品に深みがでると絶賛しています。
現在、71歳になるビルナイですが、ドラマや映画だけでなく、舞台にも出演し、声優業も精力的にこなしているようです。
本記事を読んで、ビルナイに興味を持ったという人は、ぜひご紹介した彼のおすすめ作品も一緒にチェックしてみてください。
ハリーポッターシリーズを無料で見る方法もご覧ください。