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映画「トウキョウソナタ」(2008年公開)や、「クリーピー 偽りの隣人」(2016年公開)など独自の観点からの撮影に定評のある黒沢清監督が、次にメガホンをとったのがNHKドラマ「スパイの妻」です。
2年振りにドラマ主演を果たす蒼井優や、シリアスな役からコミカルな役まで演技派俳優として知られる高橋一生など豪快俳優陣を迎えてのスペシャルドラマや、それに伴う映画化について詳しくご紹介をしていきます。
監督自身初となる8Kスーパーハイビジョン撮影など注目所が満載です!
「スパイの妻」NHKドラマのあらすじネタバレ
太平洋戦争開戦直前の1940年、神戸―…。
貿易商を営む福原優作(高橋一生)は妻である聡子(蒼井優)を置いて満州へと赴いていました。
赴いた先の満州で、ふとした事がきっかけとなり恐ろしく重大な国家機密を知ってしまった優作は己の正義をかけて事の全てを世間へ公表しようとします。
そんな中、何も知らない聡子は、帰国後に幼馴染である津森泰治(東出昌大)から“夫が満州から連れて帰った女性がおり、しかもその女性が亡くなった”という衝撃的なことを耳にするのでした。嫉妬心にかられ、悩みながらも愛する優作の為に行動を起こしていく聡子ですが…。
偶然にも国家機密を知ってしまった優作と夫を信じる聡子…。そしてそんな2人を憲兵である泰治は冷ややかな目で見つめていきます。ついに“スパイ容疑”で連行されていく優作だったのですが…。
世間から「スパイの妻」と罵倒されてもなお、夫を信じて愛を貫こうとする聡子は、やがて自らも国家機密を追うこととなります。優作が満州から連れて帰ってきた女性とは?優作をスパイとして密告したのは誰か?そして優作が知ってしまった国家機密とは一体…?
ささやかな幸せが崩れ落ち、絶望や裏切りの中で果たして聡子と優作の運命はどのような結末に辿りつくのでしょうか。
“戦争”という大きな荒波に飲み込まれていく1人の女性が、自らの信念と愛の為に戦う姿に目が離せません!
「スパイの妻」NHKドラマの再放送はいつ?どこで見れる?
ご存知のとおり、「スパイの妻」の放送日は2020年6月6日でした。
では気になる再放送の予定ですが実は2020年6月28日に再放送が終了済みでした。
そしてNHKでの再放送の予定が今のところないのが現状でした。ちなみに悲しいことにその他動画サイトでも今のところ配信予定はないそうです…。
ただ“話題になっていたので見たかったけれど時間が合わず見逃してしまった!”なんて方も実際多いことかと思います。
ここからは“絶対!”とは言い切れませんが、配信予定がありそうな有料動画配信サイト“NHKオンデマンド”についてご紹介していきますので参考にしてみてくださいね。
NHKオンデマンドとは?
国内限定での視聴に限られますが、お持ちのスマートフォンやPC、タブレットなどの電子機器でNHKが放送した番組を有料で配信している動画サービスです。
地上波放送・衛星放送での番組から、月々にして約500本を放送日の当日または翌日から配信しています。
過去に放送された名作ドラマやドキュメンタリー、約7000本も配信しているので、国内であれば、いつでも自分の好きな時間に視聴することが可能となっています。
月々にかかる金額は…?
基本的には1番組を110円~330円で購入する形式となっているようです。
ただし、いくつもの番組を購入したい方には“まるごと見放題パック”というプランが月額990円(税込み)で用意されていますので、そちらでの登録をオススメします。
また、会員登録(無料)を行うだけで無料視聴できる番組も多数にあるのでお手軽に利用することができるといえるでしょう。
映画「スパイの妻」の公開はいつ?
実はNHKで放送された「スパイの妻」ですが、2020年10月16日に全国劇場公開が決定しています。
先日行われた、第77回ヴェネチア国際映画祭においては銀獅子賞(監督賞)を受賞しており、ますます劇場公開への期待が高まっています。
太平洋戦争間近の日本を舞台に1組の夫婦が、時代に翻弄される様を描いた衝撃の作品は色調やスクリーンサイズを新たに調整し劇場版として生まれ変わっています。きっとスクリーンで手に汗握って見入ってしまうこと間違いなしでしょう。
まとめ
今回は世界的にも注目されている黒沢清監督が、戦争開始間近である日本を舞台に1組の夫婦を描くミステリーサスペンス「スパイの妻」についてご紹介しました。主演夫婦を務めるのは蒼井優×高橋一生の美男美女…。
さらに脇を固める俳優達も東出昌大や恒松祐里、笹野高史など一目置かれている俳優ばかりです。
ストーリーももちろんですが、音楽プロデュ―スは「東京事変」のギタリストである長岡亮介とのことなので、是非そちらにも注目して頂きたい作品となっています。
暗い時代背景の中、運命に翻弄されながらも愛を貫こうとする主人公の行動を、迫力満点のスクリーンでご覧になってはいかがでしょうか。