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鬼滅の刃の鬼殺隊当主である産屋敷耀哉。お館様は病弱で自身で戦うこともできませんが、その人柄で隊士からは厚い信頼を寄せられています。
今回はそんなお館様の名言や病気の理由、鬼舞辻無惨との関係性についても紹介したいと思います。
鬼滅の刃産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)とは?
CV | 森川智之 |
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初登場話 | 単行本6巻 第45話『鬼殺隊柱合裁判』 |
氏族 | 産屋敷家97代目当主 |
役職 | 鬼殺隊当主 |
年齢 | 23歳 |
家族 | 産屋敷あまね(妻)、産屋敷ひなき(娘)、産屋敷にちか(娘)、産屋敷輝利哉(長男で次期当主)、産屋敷くいな(娘)、産屋敷かなた(娘) |
鬼殺隊当主
産屋敷耀哉は産屋敷家の97代目当主になります。お館様は自身では戦うことはできない病弱な体で先祖代々短命の家系です。
柱や他の隊士にはとても慕われていて、その人柄によって高い信頼を得ています。
とくに柱には個性的で我が強い人が多いですがお館様には異能ともいえる人心掌握術がありまとめあげているのです。
短命の家系
産屋敷家は代々短命の家系です。耀哉自身も顔が焼けただれたような症状が出ており失明しています。
短命なのは理由があり、鬼の始祖である鬼舞辻無惨は産屋敷家の血筋なので呪われているのです。無惨が鬼になってから産屋敷家では皆病弱で生まれて長く生きられた人はいないと言われています。
先祖は神主に相談したところ、同じ血筋から鬼が出ているので倒すために心血を注げば一族は絶えないだろうと助言をうけています。
そして神職の家系から妻を貰うことで少しは長く生きられるようになりましたが30を超えて生き続けた人は耀哉の代まではいません。
産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)の名言セリフ
名言1:よく来たね 私の可愛い剣士たち
お館様である産屋敷耀哉がはじめて炭治郎の前に登場したときのセリフです。
柱合会議で炭治郎と禰豆子の処分をどうするか柱同士で話し合っていました。柱たちは処分すべきだという意見が大半でしたがお館様は柱たちにも容認してほしいと言います。
名言2:人を襲わないという保証ができない 証明できない ただ人を襲うという事もまた証明できない
©吾峠呼世晴/集英社
柱合会議で炎柱の煉獄と風柱の不死川は人を襲ったら取り返しがつかないと反対します。
それに対してお館様は禰豆子は鬼になってから2年間人を襲っていないという事実があり、人を襲うと証明するにはそれ以上を出す必要があると指摘します。これに対して2人は何も言えませんでした。
他の柱たちも意見はあったと思いますがお館様に対する信頼が高かったのでそれ以上は口を出さなかったのではないでしょうか。
名言3:十二鬼月を倒しておいで
禰豆子の処遇に対しては快く思わない人もまだいるだろうと言うお館様。
十二鬼月を倒して鬼殺隊として戦力になり役に立てることを証明しなければならないと炭治郎に忠告します。
それだけ炭治郎に対して期待をしていることがわかりますね。これに対して炭治郎は鬼舞辻無惨を倒しますと意気込みますが柱たちに笑われてしまいます。
名言4:つらいね天元 君の選んだ道は
忍の家系だった音柱の宇随天元は忍の父親の方針に疑問を持っていました。
部下を駒として扱い妻は子供が生まれたら死んでもいいという考え方についていけずに里を抜けて鬼殺隊のお館様の元へ行きます。
お館様は忍を辞めてからも戦うことを選んでくれた天元に対して感謝の言葉を言います。
名言5:杓子定規に物を考えてはいけないよ無一郎
霞柱の時透無一郎は記憶を失っていて本当の自分がわからないでいました。杓子定規とは融通の利かない様をいいます。
柱の自分が捕まり諦めかけていた無一郎はお館様の言葉を思い出します。
確固たる自分を取り戻した無一郎は記憶を取り戻し痣を発現することになります。
名言6:君を悪く言う人は 皆 君の才能を恐れ 羨ましがっているだけなんだよ
©吾峠呼世晴/集英社
恋柱・甘露寺蜜璃に言ったセリフ。甘露寺は常人より筋肉の密度の8倍ある特殊体質でした。なので食べる量もとても多く、それが原因で人間関係がうまくいかないこともありました。
お館様はそんな甘露寺に偏見を持つことなく才能を認めてくれてたのです。甘露寺はコンプレックスだった特殊体質でも人の役に立てると鬼殺隊へ入隊する道を選びました。
名言7:半年前には医者から数日で死ぬと言われていた
鬼舞辻無惨に産屋敷邸で対峙した時のセリフ。
お館様はこの時点で自分で起き上がることができないほど衰弱していました。それでも今日まで生き続けることができたのも無惨を倒すという大きな目的がまだ残っていたからだと言います。
普段は穏やかですがお館様の執念を感じる言葉でした。
名言8:永遠というのは人の想いだ
©吾峠呼世晴/集英社
無惨に永遠とはなにかを語るお館様。永遠とは人の想いで、人の想いというのは永遠で不滅だと言います。無惨を倒したいという想いは何百年前から続いていて消えることはなくいつか無惨を倒すだろうと考えているのです。
名言9:禰豆子は好きにさせなさい 大丈夫だから
最終決戦で禰豆子が炭治郎の元へ駆け出した時のセリフ。新しい当主になった輝利哉は禰豆子を止めるかどうか迷います。
無惨に操られているのか人間に戻ったのか色々考えますが決断できないでいました。
その時後ろから耀哉が手を伸ばして好きにさせなさいと言います。死んだ後も見守ってくれている父に輝利哉は感謝しているようにみえました。
名言10:叶うことなら私も君たちのように 体一つで人の命を守れる強い剣士になりたかった
不死川実弥が柱に昇格するときのセリフ。十二鬼月を2人で倒した実弥ですが、一緒に戦っていた仲間は生き残れませんでした。
実弥は自分で戦わず指示だけ出してるお館様に暴言を吐きます。それに柱たちは静止するように実弥を責めますが、お館様はごめんねと謝りました。自身で戦うために剣術をやってみたが病気のためにすぐに脈が乱れてしまいできなくなったと言います。そして実弥と戦った仲間の名前を言います。
死んだ仲間の名前はすべて覚えているというお館様に実弥は人柄を勘違いしていたことを思い忠誠を誓うことになります。
産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)死亡の理由は?家族を巻き添えにしたのはなぜか
お館様は自らが囮になり無惨を殺そうと計画していました。死亡の理由は「自爆」になりますが、無惨と相打ちを狙ってのことでした。
産屋敷耀哉の自爆は無惨を倒すための作戦だった
無惨はお館様の潜伏先と太陽光を克服した禰豆子の居場所を鳴女に探すように指示していました。そして産屋敷邸を発見した無惨は自身自らお館様を殺すために襲撃をします。産屋敷邸にはお館様と妻のあまね、娘の2人がいました。
お館様の病状は以前よりも悪化していて顔中が包帯だらけで自分で立つことすらできません。無惨は自分のことだけは自ら殺したいので来ると思っていたと言います。
無惨はこの状況でも笑みを絶やさないお館様と家族に疑問を感じていました。屋敷には護衛がついていなかったのです。
無惨の油断を誘ったお館様は柱たちの到着を待たずに自爆することを選びます。爆発によるダメージでも無惨を殺すことはできませんでしたが、仕込まれていた細かいまきびしにより損傷も激しく再生が遅れました。
妻と子供も巻き添えにした理由
なぜお館様は家族を巻き込んで自爆することを選択したのでしょうか。無惨がここ数日中に産屋敷邸に襲撃することは事前に察知していたはずです。理由は2つ考えられます。
- 無惨に自爆を悟られないため
- 妻と子供も希望したため
屋敷に護衛もつけず、さらに家族までいないとなると罠である可能性が高いと無惨に知られてしまうのではないかと思います。なので平常の生活を装うために妻のあまねと娘2人を屋敷に留めていたと考えられます。
跡継ぎである輝利哉はこの先当主としての役割があるので避難させていました。もう一つ考えられることは、妻と娘たちが希望したのではないかということです。
お館様自身も非常に人望の厚い人物で柱など個性の強い人間からも慕われています。
そういった人柄からも最後まで一緒にいたいという気持ちになってもおかしくないのかと思いました。
まとめ
鬼滅の刃の産屋敷耀哉について紹介しました。最期の衝撃の自爆については家族を巻き添えにする必要があったのかは分かりませんがそれだけお館様の覚悟が強かったということだと思います。
自分で戦うことができる体ではないため、自爆することで柱たちや隊士の士気を上げようとする気持ちは、最後まで個ではなく鬼殺隊のために行動していて無惨との対比になっていますね。
これまで命を落としていった隊士と同じくお館様も命を賭けて戦っていたのです。