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映画「コクリコ坂から」原作との違い5つ。漫画の結末は映画と同じ?

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宮崎吾朗監督の第二作目となった「コクリコ坂」は原作の漫画とは違う点が多く見られます。

しかし、結末は同じになっています。

今回は「コクリコ坂から」の原作と映画の違いを紹介していきます。


映画「コクリコ坂から」原作との違い5つ


海の性格が違う

 

ジブリ映画では海は下宿屋コクリコ荘の客と家族の食事を文句ひとつ言わずに毎食作っている16歳にしてはよくできた女の子でした。

風間俊に好意を寄せる描写もあまり積極的にアプローチするタイプではありません。

しかし、原作では正反対かと思うほど性格が違いました。

海が作る料理は魚ばかりで魚嫌いの祖母・花から苦言を呈され、男子にも平気で怒鳴り返すような強気な一面もあります。

映画でも学校の理事長に会いに行くシーンでは大人にも自分の意見をはっきり言える子なのだとわかりますが、原作の海とはかなり印象が異なっています。

 

原作にはカルチェラタンは出てこない

 

ジブリ映画では水沼史郎と風間俊が主導で部室棟のカルチェラタンの取り壊し反対運動を行っていますが、原作ではカルチェラタン自体が出てきません。

水沼と風間は学生運動はしていますが、それは麻雀で負けて公費を使いこんでしまったため、学生新聞の売り上げを伸ばし金を取り返すための自作自演でした。

映画では頼れる生徒会長と大胆不敵な新聞部部長のコンビですが、原作では学校中を巻き込むちょっと厄介な二人だったのです。

カルチェラタンの話はジブリ名物のお掃除シーンが楽しめる映画オリジナルのストーリーでした。

 

キャラクターの設定が違う

 

ジブリ映画では複数のキャラクターに改変が加えられています。

まずは海の家族です。

原作では海の苗字は小松崎ですが、松崎に変わっています。

海の母・虹江は原作ではカメラマンをやっていて金遣いが荒い性格をしていますが、映画では良子という名前に変更され、大学の助教授で研究のために渡米していたことになっています。

虹江の父で海の祖父である島太郎は原作では海と風間が異母兄妹だと海に教えるシーンがありますが、映画では全く登場しません。

海の妹・空は原作でも風間に気があるが海と風間の仲を知って身を引きます。

映画ではその後水沼と距離を縮めているように見えるシーンがありますが、原作にはそのようなシーンはありません。

海の弟・陸は原作では海と共に制服廃止運動に負け孤立する風間を擁護するようになっていきますが、映画では学校のシーンは出てきません。

 

小松崎家に下宿している北見北斗は原作ではまだ獣医の卵で、しかも男性でした。

映画では女性で北斗美樹と名前が変更され、医師としてすでに働いています。

コクリコ荘は女ばかり、カルチェラタンは男ばかりという対比をさせるために性別が変更になりました。

原作では海は風間と付き合う前に北斗に密かに好意を抱いていましたが、映画では女性になったため、人生の先輩的立ち位置に留まっています。

 

風間は原作では写真屋の息子ですが、映画では船乗りの息子に変えられています。

 

他には、原作で水沼と風間の公費使い込みを起こした麻雀の相手で水沼の実家の料亭で芸者をしている金太は映画には出てきませんし、一方で映画オリジナルキャラクターとして松崎家に下宿している美大生の広小路幸子や花の家政婦の友子などが出てきているなどちょっとした改変もあります。

 

海と風間の仲を引き裂こうとするキャラクターがいる

 

原作では、先に海と風間が異母兄妹だと知ってしまった風間が、海を傷つけないために理由は言わずに別れを告げた後、ひと悶着があります。

風間のことをよく思わない広瀬真という不良学生が登場し、風間へのあてつけから海と付き合おうとするのです。

海はやけくそで広瀬と付き合い始めますが、真相を知った風間が海を助けに来ます。

映画では広瀬の登場シーンは一切なく、海と風間がすれ違うのみになっています。

 

海が掲揚している旗が違う

 

原作では海は様々な旗を毎朝掲揚し皆で朝礼をしますが、映画では海が一人で旗を揚げ、使う旗の種類も旗信号が使われています。

「ご安航を祈る」という意味のU旗とW旗が掲揚されています。


「コクリコ坂から」漫画と映画の結末は同じ?

海と風間の異母兄妹疑惑は原作も映画も同じ結末を迎えます。

風間と海は兄妹ではありませんでした。

風間の本当の両親は亡くなってしまい、身寄りのない風間を海の父が無理やり引き取り戸籍に自分の子として登録してしまったという真相でした。

海の大好きだった父の情に厚い性格が引き起こした珍事に心が温まります。

しかも、父が助けた男児が後に娘の恋人になるのですから胸キュンです。

映画ではさっぱりした描写にとどまった爽やかな読後感のある作品になっていましたが、原作ではよりはっきりとした心理描写があったり、人間関係のもつれが描かれています。

映画と原作は結末は同じですが別物になっています。




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まとめ

ジブリで映画化されるにあたり、「コクリコ坂から」は細かい設定の改変が多くされました。

メインストーリーも人間関係に主軸を置いた展開ではなく、カルチェラタン存続をかけた学生運動をメインにし、一緒に活動しながらキャラクター達が近づいたり離れたりする展開になっています。

いずれも結末は同じです。

映画と原作はかなり違った作品になっていますので、好みが分かれるかと思います。