ドクターデスの遺産の犯人は誰なのか？原作をご紹介！

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綾野剛主演で2020年11月13日に公開が予定されている映画「ドクターデスの遺産」。

推理小説を原作としており、刑事犬養隼人シリーズとしては第4作目で非常に人気の高い作品になっています。

まだ公開されていないので劇中でどの様に描かれているのかはわかりませんが、今回は「ドクターデスの遺産」の犯人が誰なのかについて原作ネタバレを紹介していきます！

「ドクターデスの遺産」あらすじ
「ドクターデスの遺産」ネタバレ！犯人の正体
「ドクターデスの遺産」世間の反応は？
まとめ

目次へ

「ドクターデスの遺産」あらすじ

中山七里先生の小説ファンです
刑事犬養隼人シリーズ面白く読み応え充分‼️
『ドクターデスの遺産』
『切り裂きジャックまで読破。次に
『七色の毒』『ハーメルンの誘拐魔』の順番に読むつもりですー
就寝前の良い睡眠薬代わりなり
寝落ちできます‼️私は。#綾野剛 #ドクターデスの遺産 #中山七里 pic.twitter.com/fhGzTlPoNE
— シュウコ (@GS6CTLEZFVSoODe) October 29, 2020

事件の始まり

ある日、警視庁本部に通報の電話が入ります。

「悪いお医者さんが来て、お父さんを殺しちゃった。」という内容から子どものイタズラかと思われましたが、刑事の犬養隼人と高千穂明日香が通報先を訪れたところ、実際に馬籠健一という名で葬儀が行われていました。

話を聞くと、長期間肺がんを患っていたが死因は心不全だったとわかります。

何もおかしいことは無いと思われましたが、亡くなってしまう前にいつも担当していた主治医とは違う医師と看護師が訪れていたことを息子の大地から聞き出します。

不審に思った2人は遺体を調べる許可を取って法医学教室で鑑定してもらった結果、血液中からカリウムが異常な数値検出されました。

妻の小夜子を取り調べていくと、安楽死を行うドクターデスのサイトに本人同意のもと依頼していたことを白状します。

捜査開始

ドクターデスとは、安楽死に対して積極的に活動していた病理学者のジャック・ケヴォ―キアンの異名です。

もちろん日本でその様な行為は認められていないので殺人事件として捜査が開始されます。

唯一の手掛かりであるサイトを調べると「これまで何人もの安楽死を担当している」と表記されており、思っていた以上に規模が大きい事件だということが発覚します。

サイバー犯罪対策室が調査してもIPアドレスを追うことが出来ませんでしたが、サイトで依頼したことがある人々の証言から顔そのものに特徴が無く、頭頂部が禿げ上がった小男という情報を得る事に成功します。

娘をおとりに

犬養は自分の娘である沙耶香をおとりにしてドクターデスに安楽死を依頼します。

娘は肝不全を患っていて人工透析が欠かせず入院していますが、実際の病院とは異なった場所や名前で裏をかこうとしました。

ですが、犯人はその罠を見破り本当に娘の入院先まで訪れ点滴に細工をした物を置いて行き、一歩間違えれば娘の命が危険に晒されるところでした。

怪しい看護師を特定

過去の事件を捜査していた時に同行していた看護師の人相については覚えているという人物が見つかり、各都道府県のナースセンターに照会したことで元看護士の雛森めぐみという存在が浮上します。

彼女は勤めていた病院が潰れたのでパートを転々とし何とか食いつないでいて、ドクターデスの付き添いのバイトで1回6万円貰っていたと話します。

更には今までで12件関わっており、安楽死をさせていたとは知らなかった、抗がん剤の一種だと思っていた、ドクターデスは「寺町」だと白状しました。

「ドクターデスの遺産」ネタバレ！犯人の正体

ドクターデスの遺産のキャストのところ見ると、ぐちゃぐちゃ〜ってなってる。犯人誰だろ？気になるなぁ🤨 pic.twitter.com/GJ3csTFFl7
— まゆ。 (@1225_arashi) October 17, 2020

現場に残っていた少しの土の成分から場所を絞り、寺町と思われる証言通りの小男を河川敷で発見します。

しかし、寺町は河川敷に住んでいるホームレスで実際には寺町が1回6万円で医師のフリをしていたのです！

真犯人は雛森めぐみの方で、寺町は鎮痛剤を打っているだけだと思っていました。

彼女は過去に国境なき医師団で活動していましたが、その際に尊敬するブライアン医師が大怪我をして彼の希望により安楽死させました。

その後も各国を回って安楽死を続け、日本に戻ってきてドクターデスを名乗り始めたということです。

その後、めぐみは海外に逃亡したと思わせ、最後の依頼者の元へ向かいますが犬養に先回りされてしまいます。

対面した2人の前で依頼者の家が土砂崩れで崩壊してしまい、依頼者が挟まれて身動きが出来なくなります。

被害が大きく、助けを呼ぶことも出来ない状況で安楽死を施そうとするめぐみを犬養は止めようとします。

ですが、依頼者も持って10分ほどの命。結局犬養は安楽死をとめることが出来ませんでした。

その後、到着した警察にめぐみは逮捕されますが、犬養は最後までどちらが正しかったのか、認めたくないけど認めたいという葛藤を残し物語が終わります。

「ドクターデスの遺産」世間の反応は？

ドクターデスの遺産、面白かった。安楽死がテーマ。正解がないよね。人それぞれだから。
犬養シリーズなんだけど、テーマが確かドナー、子宮癌ワクチンの副作用、安楽死。うーん。被害者、加害者。
最近小説読み過ぎて考えてしまう。
— ｌｉｔ (@lit47) October 9, 2020

「ドクターデスの遺産」読み終わり。安楽死関係の小説でしたが本当、日本も真剣に議論しなければならないんじゃないかと思わされる。
— toshi (@toshi229) October 1, 2017

#今読んでる本 #ネメシスの使者
死刑に関する考察が沢山あります。著者の中山七里さんのドクターデスの遺産も読んだことあります。そっちは安楽死に関する考察。
どちらもとても感慨深いというか考えさせられるもので、でも小説としての面白さもあって。もっとこの作者の本が読みたくなります。
— ゆみかず (@yumitorakaz) May 16, 2020