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鮫島事件の映画化でネット上の感想や反応がやばい!都市伝説の真相とは

鮫島事件

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SNSなどのネットにおける繋がりが当たり前になった現代。まだ、ネットの世界が一般的ではなく、アンダーグラウンドと呼ばれていた頃に2ちゃんねるで大流行していた「鮫島事件」についてあなたはご存知でしょうか?

懐かしさを感じる方もいれば全く検討もつかない人さまざまだと思います。調べればすぐに情報が出てくるネットの社会においても多くの謎を抱えた「鮫島事件」

今回は「鮫島事件」が映画化をされるということでその怖さとかつてネットを騒がせた話題の復活に対するネット上の反応についてご紹介したいと思います。


鮫島事件が映画化!

「真・鮫島事件」基本情報
主演武田玲奈
監督永江二郎
公開日11月27日
ジャンルホラー

2020年11月27日に「真・鮫島事件」として鮫島事件が映画化されます!

ジャンルはパニック・ホラーで「真相を知ると消される」「平成のネット最大の闇」といった言葉が特徴的です。

鮫島事件がもつホラーの側面を強く引き出した作品として公表されています。

鮫島事件とは?

匿名で利用できるネット掲示板「2ちゃんねる」上で誕生し、当時のネット上で大流行した伝説の事件として語られているものでありつつ全貌が一切明らかになっていないのが「鮫島事件」です。

始まりは2001年に立てられたスレッド「伝説の鮫島スレについて語ろう」と言われています。

ここはラウンジでは半ば伝説となった「鮫島スレ」について語るスレッドです。知らない方も多いと思いますが、2ちゃんねる歴が長い方は覚えてる人も多いと思います。

かくいう俺も「鮫島スレ」を見てから2ちゃんねるにはまったひとりでして、あれを見たときのショックは今でも覚えています。

誰かあのスレ保存してる人いますか?

—22世紀を目指す名無しさん(ID:yWtu.nZk

 

この投稿を発端として様々な関連スレッドが立てられ、様々な情報が追加されていき、本質がみられないまま「何かがあったけど、誰も真相を知らない」「真相を知ったものは消されるため、誰も真相をつかめない」と言った「鮫島事件について探るのはタブー」というようなイメージが誕生しました。

SNSなどインターネットが身近になった現代においても「鮫島事件」は謎に包まれており、嘘なのか本当なのか誰にも証明することが出来ないままになっています。


嘘か本当か?「鮫島事件」をめぐる論争について

2020年の今でも「鮫島事件」はジョークとする説、実在したとする説の二つが存在し、どちらも証明ができない状態になっています。

それぞれの説を支える根拠について簡単に説明をします。

「鮫島事件」ジョーク説

「鮫島事件」をジョークとする説として最も有力な根拠として挙げられるのが最初に「伝説の鮫島スレについて語ろう」を投稿した本人であると名乗る人物が現れ、自作自演でスレッドを盛り上げていたと明かしたものがあります。

確かにそのスレッド内で積極的に鮫島事件についての質問などの発言をしていた人物のIDがスレッドを立てた投稿者と同じものであったこともあり、同じ場所・同じパソコンからの投稿があった可能性を強めていました。

ただし、2ちゃんねるの掲示板では全くの他人でもIDが被ってしまうこともあり得ることであり、ただIDが被っていたというだけで「鮫島事件」に関する情報が全てジョークであったとする見方はできないと言う声も存在しています。

「鮫島事件」実在説

「鮫島事件」の情報のなかには有力者や権力者にとって都合の悪い情報が紛れ込んでおり、情報の操作やジョーク説を支える根拠であるIDの操作が行われ、何かしらの事実をねじ曲げ、隠しているとするのが実在説です。

この説では「鮫島事件」は「ネットの闇」「2ちゃんねるの影の部分」とも呼ばれ「鮫島事件」がネタとしてでも大きく拡散されたのは何かしらの理由があるはずだと考えられています。

また、ジョークであることを証明できない部分が大きく影響しています。それにも関わらず、わざわざジョークであることをもっともらしい根拠を提示して説明する人物が現れたことも「鮫島事件」を実在したものなのではないかと考えさせる要因の一つと言えるのかもしれません。

「鮫島事件」は何が怖いの?

ネット上で生まれたある意味都市伝説とも言える「鮫島事件」ですが一体どの部分が怖いと言えるのでしょうか?

スレッドでの発言から見える怖さや現代だからこそ起こりうる「鮫島事件」のもつ恐怖について説明をします。

何かしらの事実が隠されている

当時、「鮫島事件」に関連するスレッドは無数に立てられ、中には殺人を仄めかすような内容や警察などの権力が絡んでいるとする発言がみられました。

中には「鮫島事件」「ネットの匿名性」を隠蓑として何かしらの事件性を帯びた発言が隠されている可能性も否定できません。

内容に感化された人々の暴走

2ちゃんねるの初代管理人西村博之さんの有名な発言として「嘘は嘘であると見抜ける人でないとネットの利用は難しい」と言った趣旨のものがあります。

「鮫島事件」に関する情報も匿名で嘘か本当かわからない情報が多数存在します。これらの内容をどのように受け止めるかは各個人によって変わってくる部分です。

過激な発言に感化され、実際の行動を起こしてしまう事件も現代のネット社会では往々として見られるのでこうした都市伝説となるものに関しても情報に触れる際には注意が必要でしょう。

「鮫島事件」に対する言及に対し「それだけはやめとけ」とある種ブレーキのような発言がされるのも発言がエスカレートしてネットと現実の境目がわからなくならないようにするためのものなのかもしれませんね。

実は過去にも様々なメディア化がされています

映画化が大々的に発表された「真・鮫島事件」ですが、実は過去にも映像化や小説化されたことがあります。

映像化された際の監督は今回の映画化の監督と同じ永江二郎さんでした。

過去の映画化の際のタイトルは「2ちゃんねる呪い 劇場版」で、永江監督は他にも2チャンネルのスレッドの中にある怖い話を題材としたDVD作品「2ちゃんねるの呪い」シリーズの監督でもあります。


現実にもあった鮫島事件

2ちゃんねる上で繰り広げられた「鮫島事件」とは関連性がないとは思われるものの、1968年に日本経済新聞の記者鮫島敬治さんが中国当局によって拘留されていしまった事件の名称が「鮫島事件」でした。

また、漫画の中の話では「週間将棋」の雑誌内で連載の「輪廻の香車(ヤリ)」ないでおきた殺人事件のひとつの名称が「鮫島事件」と名付けられています。

もしかするとこのような現実に起きた事件や漫画と関連づけられた話題としてスレッドが作成されたのかもしれませんね。

ネット上の鮫島事件のに対する反応

ネットがメインの話題であっただけに懐かしむ声やなぜ嘘から生まれた都市伝説を映画化するのかなど様々な反応が見られます。

怖いと言う反応ももちろんありましたが、どこまで本気で言っているかは見ている私たちにはわかりません。

「鮫島事件」に対して抱く想いは個人によって大きく違い、あまりのめり込まない方が良いのかもしれません。

まとめ:「鮫島事件」に関する情報の取り扱いには高いリテラシーが必要

「鮫島事件」はネット上で発生したある種ジョークのやりとりのような側面を持つ都市伝説の一つと言えそうです。

多く溢れかえっている情報に対し、ひとつひとつ真実であるかどうか判断していくのはとても難しく、あまり真に受けないと言う姿勢も大切でしょう。

映画化され、再び広く知れ渡ることでまた多くの憶測などが生まれる可能性がありますが、ネットの情報を鵜呑みにして振り回されることのないようにし、作り物は作り物として楽しめるようにするのが一番だと思います。