この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
本記事では音柱・宇髄天元が大活躍する「鬼滅の刃 遊郭編」について詳しく解説しています。
「鬼滅の刃 遊郭編」は単行本8巻第70話から11巻第97話まで
遊郭編では音柱・宇髄天元が活躍
遊郭編は無限列車編の激戦から4か月後の物語です。
上弦の鬼との本格的な戦いに突入し、炭治郎や禰豆子の戦闘能力にも大きな変化が起こる重要なストーリーになっているので、ぜひチェックしてみてください。
鬼滅の刃 遊郭編は漫画の何巻何話?
「鬼滅の刃 遊郭編」は単行本8巻第70話から11巻第97話まで計27話です。
無限列車編は54話から66話までの12話なので、遊郭編は倍以上あることになります。
2人の上弦の鬼に炭治郎と善逸、伊之助が大苦戦しながらも、音柱・宇髄天元と協力して戦っていくストーリーです。
戦いの舞台が吉原なので、潜入するために女装したかわいい?炭治郎たちの姿も楽しめます。
遊郭編で活躍するメインキャラクター
遊郭編では炭治郎と禰豆子、善逸、伊之助のお馴染みのキャラクター以外に音柱・宇髄天元が活躍します。
また、新しい敵キャラの鬼も兄妹で登場しているので、ここでは遊郭編で活躍するキャラクターについて解説していきましょう。
鬼殺隊:音柱・宇髄天元(うずいてんげん)
©吾峠呼世晴/集英社
遊郭編で大活躍するのは音柱・宇髄天元(うずいてんげん)です。
鬼殺隊の9人いる柱の1人で、装飾品を身にまとった派手な格好を好みます。
刀と斧の中間のような特殊な日輪刀を2本持ち、音の呼吸を使いこなす柱です。
忍びの家系に生まれ、「派手」が口癖で、奥さんが3人います。
遊郭編では潜入捜査をさせていた奥さんが3人とも失踪したことで、炭治郎たちと協力して探し出そうとします。
忍びの一族として生きてきた過去や音の呼吸を使った戦闘など、遊郭編は宇髄天元の魅力がたっぷり描かれるエピソードです。
鬼滅の刃 宇髄天元(うずいてんげん)の名言セリフ「派手を司る神…祭りの神だ」・名シーン・呼吸の技
かまぼこ隊の3人
©吾峠呼世晴/集英社
遊郭へ潜入調査するため、3人は女装することに。炭子、善子、猪子と名前を変えて女子になりきります。
不細工な子たちだね。。。と言われてしまう3人。
売り込み役の宇髄天元がイケメンすぎるため、ときと屋のおかみさんはドキドキしてしまうほどでした。
3人はそれぞれ別々のお店に引き取られ、捜査を開始します。
遊郭編に登場する鬼:堕姫(だき)
©吾峠呼世晴/集英社
堕姫は100年以上生きている鬼で、今までに柱を7人殺した上弦の鬼の1人です。
吉原で人気の花魁になるほどの美貌を持っていますが、性格はかなり陰湿で遊女を何人も自殺に追い込むなど日常的にひどい虐めをしていました。
自分の服の帯を使って戦ったり、食料である人間を確保したりする能力があります。
人間の頃から高い美貌で人気の遊女でしたが、侍の目をかんざしで刺したことで報復にあい焼き殺されてしまいました。
その後、兄・妓夫太郎と共に無惨の手で鬼になり、焼き殺そうとした犯人たちに復讐しています。
遊郭編に登場する鬼:妓夫太郎(ぎゅうたろう)
©吾峠呼世晴/集英社
堕姫の兄ですが、妹とは正反対に容姿が悪く、やせ細った体や目つきの悪さなど不気味な雰囲気のキャラクターです。
妹同様に妓夫太郎も陰湿でねじ曲がった性格をしていますが、戦闘能力は堕姫よりはるかに高く、宇随もかなり苦戦を強いられることになります。
妓夫太郎と堕姫は同時に頸を切らないと死なないという特徴があるので、100年以上負けることがなく、たくさんの柱を殺せていたのでした。
遊郭編のあらすじネタバレ
無限列車で煉獄杏寿郎が亡くなってから4ヶ月後。
炭治郎と善逸、伊之助は蝶屋敷に戻って鍛錬に励んでいました。
宇髓天元が現れ、遊郭の潜入調査へ行くことになった炭治郎たち
©吾峠呼世晴/集英社
ある日、蝶屋敷に音柱・宇髓天元がやってきます。
宇髄は吉原への潜入捜査のために女性隊員が必要なため、アオイたちを強引に連れていこうとして騒ぎになります。
「女の子に何してるんだ!!」と炭治郎はアオイを助けようとしますが、宇髓天元には得意の頭突きも通用しません。そしてアオイたちの代わりに自分たちが行く!と申し出るのでした。
宇髄は炭治郎の申し出をあっさり受け入れ、3人に女装をさせて吉原に送ることにします。
遊郭の潜入調査開始!
炭治郎はときと屋、伊之助は荻本屋、善逸は京極屋に就職することになりました。
そこで花魁になるための修行や、掃除など雑用もしながら、お店の捜査をしていきます。
©吾峠呼世晴/集英社
炭治郎は、ときと屋の花形花魁「鯉夏」と接触することに成功。宇髓の嫁の一人「須磨」が足抜けしたとの情報を得ます。足抜けとは借金を返さずに店から逃げることです。
須磨の日記には足抜けすると書いてあったらしいのですが、これは鬼の偽装工作ではないかと疑う炭治郎でした。
荻本屋の伊之助も宇髓の嫁の一人「まきを」の名前を、他の花魁たちの立ち話から聞きます。
©吾峠呼世晴/集英社
まきをの部屋ではまさに鬼がまきをを拷問している最中でした。まきをが宇髓宛に出した手紙が鬼に見つかってしまったようです。
ですが伊之助がまきをの部屋に入ると、部屋はもぬけの殻でした。しかし何者かが天井裏から逃げた模様。伊之助は追いかけますが逃げられてしまいました。
善逸がピンチ。京極屋の花魁が実は・・
©吾峠呼世晴/集英社
善逸も捜査するため、耳をすませて音を聞き分けます。その中に女性の鳴き声が聞こえたので、行ってみるとそこは花魁の部屋でした。
泣いていたのは花魁の身の回りの世話をする女の子。大丈夫?と声をかけた善逸でしたが、突然背後に鬼の気配を感じます。
それは京極屋の花形、蕨姫花魁でした。
蕨姫花魁は美貌の持ち主でしたが、暴力的でサディスティックな性格でした。そしてその正体は、無惨からの寵愛を受ける上弦の鬼だったのです。
女の子の耳を血が出るほど強く掴んだ蕨姫花魁をみて、「手放してください!」と蕨姫花魁の腕をつかんだ善逸。
炭治郎VS堕姫のバトル開始!
©吾峠呼世晴/集英社
鬼の匂いを嗅ぎ分けた炭治郎。向かった先は鯉夏花魁の部屋でした。
そこで堕姫に姿を変えた蕨姫花魁が、鯉夏花魁を帯に取り込んでいるところでした。
「その人を放せ!」と乗り込んだ炭治郎でしたが、不意打ちをくらい店の外までぶっ飛ばされてしまいます。堕姫の強さに圧倒された炭治郎でしたが、鯉夏花魁の救出に成功します。
その後も堕姫と戦闘を続けますが、堕姫の変幻自在な帯の攻撃に押され気味で、有効な攻撃が出せずにいました。ヒノカミ神楽を多用するも堕姫の頸は斬れません。
伊之助が須磨とまきをを救出
炭治郎を待っていた伊之助でしたが、時間になっても炭治郎が現れないので一人で行動を開始します。荻本屋の天井や床下を壊しまくり、鬼の巣に通じる穴を発見します。
その穴は小さすぎて人間が通れるものではなかったのですが、伊之助は全身の関節を外し細くなって穴の中を突き進んでいきます。
そして広い空間に出ました。そこには無数の帯と、帯の中には閉じ込められた人の姿がありました。善逸もいたので「何してんだこいつ」と伊之助がツッコミます。
「お前が何をしてるんだよ」と現れたのが、ミミズのようにグネグネとうねる生きた帯。目と口が付いて喋っています。堕姫の分身のようなものでした。
とりあえず伊之助は人間が閉じ込められている帯を切りまくって、宇髓の嫁である須磨とまきをを救出します。
ミミズ帯はグネるせいでなかなか斬ることができず苦戦する伊之助たち。
©吾峠呼世晴/集英社
突然、天井からドゴオン!と鳴り響き入ってきたのは音柱・宇髓天元!一瞬にしてミミズ帯をバラバラに斬ってしまいます。
こうして帯に捕まった2人の嫁は助かりました。そして宇髓、伊之助、善逸は炭治郎の元に助太刀に向かいます。
炭治郎ピンチで禰豆子が鬼としての真価を発揮する
その頃、炭治郎は目から血を流すほど堕姫への怒りが増し、人間以上の力で攻撃していました。堕姫もこの攻撃に押されていましたが、先に炭治郎に限界がきます。
呼吸困難になりうずくまる炭治郎を堕姫が斬ろうとしたその時、禰豆子の蹴りが堕姫の後頭部に。なんと堕姫は頭の半分がなくなってしまうほどの威力でした。
©吾峠呼世晴/集英社
禰豆子は炭治郎を守るため堕姫と戦いを始めますが、体中に葉のあざが浮かび、額からツノが1本生えていました。
我を忘れて堕姫に攻撃しまくり血鬼術も使い燃やします。さらにはそばにいた人間まで襲おうとしてしまいますが、炭治郎が必死で止めます。
そこへやっと来た音柱・宇髓天元!禰豆子に「子守唄でも歌ってやれ」と炭治郎に助言。
そして一瞬で堕姫の頸を斬り落とします。
©吾峠呼世晴/集英社
宇髄は堕姫が弱いことから上弦の陸ではないことを見抜きますが、その直後、堕姫の体内から兄の妓夫太郎が現れます。
堕姫と妓夫太郎の両方の頸を斬らなければ死なないことを知った宇随たちは手分けして戦うことにしました。
堕姫の兄・妓夫太郎が出現!最終局面!
©吾峠呼世晴/集英社
妓夫太郎の攻撃には毒が入っており、宇髓も毒のせいでフラフラです。激しい戦いの中で、宇髄は腕を失い毒で死にかけながらも鬼たちを追い詰めていきます。
この2人の頸を同時に斬り落とさなければ、殺すことができません。妓夫太郎との戦いは長いし複雑な技の応酬なので、ちょっと割愛しますね。とにかく激しい戦闘が続きます!
そして、最後には炭治郎の一撃によって妓夫太郎の頸を落とし、善逸と伊之助によって堕姫の頸を斬り落とすことができました。
ですが妓夫太郎の血鬼術が最後に発動してしまい、周辺を血鎌が飛び交います。建物は崩れ、地震が起きた後のような状況になっていました。
毒を食らって動けないはずの炭治郎は目を醒ましました。最初に見えたのは禰豆子の顔。善逸と伊之助も生きていましたが、伊之助は今にも死にそうです。
その時禰豆子が炎を出し、伊之助を燃やします。それは鬼の毒だけを燃やす血鬼術でした。これで伊之助は一命をとりとめます。
さらに禰豆子は宇髓の毒も燃やして命を助けます。
妓夫太郎と堕姫の壮絶な過去
©吾峠呼世晴/集英社
妓夫太郎と堕姫はお互いを罵り合う声が聞こえます。
炭治郎がそこに行ってみると、頸だけになった2人が負けたことをお互いのせいにして言い合っているようです。
「お前なんか生まれて来なけりゃよかったのに」「あんたみたいに醜い奴が私の兄弟の訳がないわ」
それを聞いた炭治郎は「この世でたった二人の兄妹なんだから。お互いを罵りあったらだめだ。」と諭します。
悔しいよおお兄ちゃあんと言いながら、その頸はボロボロと崩れ去って行きました。崩れさった堕姫を見て、「梅!」と人間だった頃の名前を呼んだ妓夫太郎。
そこから人間だった時のことを思い出した妓夫太郎。その生い立ちは壮絶なものでした。
「俺たち二人なら最強だ。約束する、ずっと一緒だ絶対離れない」二人でそう約束したことを思い出し、地獄へと行く妓夫太郎と堕姫でした。
まとめ
遊郭編では上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の兄妹と音柱・宇髄天元と炭治郎たちの激闘が見どころです。
炭治郎や善逸、伊之助の成長が感じられ、禰豆子にも大きな変化がみらるエピソードになっています。
また、堕姫と妓夫太郎の兄妹のエピソードにも考えさせられるものがあり、炭治郎が頸を切られた2人にかけた言葉にもウルっとさせられるでしょう。
「鬼滅の刃 遊郭編」は、単行本の8巻第70話から11巻第97話までになります。