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鬼滅の刃 鳴女(なきめ) 新上弦の肆はなぜ死亡した?血鬼術・能力・過去は?

鳴女

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半天狗の代わりに新上弦の肆となった鳴女。黒く長い髪で顔を隠し、目玉は一つのみ。琵琶を弾いていることから「琵琶女」「琵琶の君」などと呼ばれています。

登場シーンが少なくセリフもほぼないことから謎に包まれています。

この記事では、新上弦の肆・鳴女の死亡理由や血鬼術、過去について紹介していきます。

新上弦の肆 鳴女(なきめ) はなぜ死亡した?

©吾峠呼世晴/集英社

元上弦の肆であった半天狗の代わりに上弦の肆になった鳴女は、無惨自らの手で殺されてしまいました。

そのシーンが描かれているのが、単行本21巻183話。(愈史郎が鳴女を殺しているように見えるけど、違います!)

炭治郎および義勇と戦闘を始める無惨。

戦闘中に鳴女の視界を通じて「縞の羽織りの柱と女の柱はすでに私の部下が殺したようだぞ?」と言い、実際に甘露寺と伊黒が死亡しているシーンが描かれています。

その後も激しい戦闘が続き、炭治郎が攻撃を喰らいそうになったときに死んだと思ったはずの甘露寺が現れピンチを脱します。

その後に伊黒も駆け付けたこともあり、不思議に思った無惨は「何をしている鳴女!!」と怒っています。
しかし、その呼びかけに応じたのは愈史郎でした。

愈史郎が鳴女の視覚を操り、無惨に誤った情報を送っていました。

愈史郎が無限城を操り無惨を地上に叩きだそうとしたところ、無惨の手によって鳴女は無惨に頭を潰されて死亡してしまいました。

今までに無惨から高評価を得ていた鳴女でしたが、最後はあっけなく悲惨な死に方をしてしまいました。無惨にとってはただのコマだったんですね。。

新上弦の肆 鳴女(なきめ) の血鬼術・能力

鳴女の血鬼術は、主に3つ。

  • 無限城の操作
  • 対象者の転送
  • 眼球による索敵

以上の3つの能力について詳しく紹介していきます。

無限城の操作

©吾峠呼世晴/集英社

上弦の肆・鳴女は無限城を自由自在に操ることができます。

そのシーンが描かれているのが、単行本21巻181話で甘露寺と伊黒が鳴女と対峙しているシーン。

悲鳴嶼と時透無一郎、不死川兄弟が上弦の壱・黒死牟と戦闘をしている中、甘露寺と伊黒は鳴女の血鬼術によって翻弄されています。

無限城を自由自在に操ることで2人を近づけず、足止めをすることに成功しています。

攻撃力はないものの無限城内の建物の自在に操ることで攻撃の回避をし、また動かした建物で攻撃をしています。

また、無限城内で悲鳴嶼と時透無一郎が共に行動をしていたときも二人を分断させました。

時透無一郎を上弦の壱・黒死牟と対峙させるなど、無限城内にいる人間や鬼の位置を把握することもできるようです。

対象者の転送

2つ目の能力が、対象者の転送。

十二鬼月の一人、下弦の伍であった累が死亡した時と上弦の陸・堕姫が死亡した時に鬼たちが無限城に集められていました。

累が死亡した時は残りの下弦の鬼が全員集められ、無惨から「何故に下弦の鬼はそれほどまでに弱いのか」と問い詰められ、魘夢(えんむ)以外の鬼は殺されてしまいましたね。

また、上弦の陸・堕姫が死亡した時は上弦の鬼が全員集められ「青い彼岸花はどうした」「なぜ何百年も見つけられぬ」「貴様らの存在理由がわからなくなってきた」と言われていましたね。

眼球による索敵

©吾峠呼世晴/集英社

眼球に肆の文字が書かれた鬼を放ち、無限城の外の様子を知ることができます。

半天狗との戦闘の後、禰豆子が太陽を克服したことを知った無惨は禰豆子を探すために全力を投じます。

新上弦の肆 鳴女(なきめ) の過去

半天狗が死亡したことで上弦の肆となった鳴女の過去は明かされていません。

鬼が死んだときは、人間の頃の回想シーンが描かれています。

最もページ数が少なく過去の回想がなかった半天狗でさえ、2ページ分の回想シーンはありましたが、鳴女は1ページすら描かれていません。

そのため、鬼滅の刃の考察では悲鳴嶼が昔、寺で一緒に生活をしていた沙代という少女が鳴女ではないかと言われています。

沙代は悲鳴嶼が鬼殺隊に入る前に身寄りのない子供達を寺で育てていた一人で、登場シーンも多く描かれています。

また、沙代が鳴女の人間の頃だと言われている理由は、黒く長い髪が似ているから。

鳴女(なきめ)はしゃべれる?数少ない名言セリフ紹介

鳴女は登場シーンが少なく、またセリフも少ない鬼です。

そんな鳴女の数少ない名言を紹介します。

鳴女の名言1・早く帰ってくんないかな

©吾峠呼世晴/集英社

早く帰ってくんないかな

単行本12巻のおまけページにて、そのセリフを言っています。

堕姫が死んだことで無限城に集められる上弦の鬼たち。

無惨からの指令が出た後も童磨が玉壺に話しかけ、それを見た猗窩座が「お前が無惨様に何か命じたか?失せろ」と発言。

そこに黒死牟が現れいくつか言葉を交わし、鬼たちは鳴女の能力でさまざまな場所に転送されていきます。

しかし、童磨のみがその場に残り、鳴女を誘おうとするもバッサリと断られています。

本当に早く帰ってほしかったのでょうね。

鳴女の名言2・まだ御見えではありません

©吾峠呼世晴/集英社

まだ御見えではありません

猗窩座の「琵琶女 無惨様はいらっしゃらないのか」の発言に対するセリフです。

しっかりと回答しているあたりに、礼儀正しさや言葉遣いの丁寧さがでていますね。

鬼の中で最も礼儀正しいではないでしょうか。

鳴女の名言3・上弦の壱様は最初に御呼びしました ずっとそこにいらっしゃいますよ

©吾峠呼世晴/集英社

上弦の壱様は最初に御呼びしました ずっとそこにいらっしゃいますよ

同じ鬼に対しても様付けで呼んでいることからも、礼儀正しさが分かります。

他の鬼で様付けで呼ぶときは無惨のときだけですが、鳴女だけは上弦の壱に対しても様付けです。

鬼は人間の頃の記憶を失くしてしまうものの、性格は色濃く反映されています。

そのため、鳴女の人間の頃は非常に礼儀正しかったのでしょう。

鳴女の名言4・お断りします

©吾峠呼世晴/集英社

お断りします

かまってちゃんの童磨が、鳴女にお誘いをかけたところきっぱり断られていました。

他の上弦の鬼たちも童磨の天然っぷりを無視して出て行ってしまいました。

ここまでは鳴女は上弦の鬼ではなく、ただの無惨の側近として存在していました。

鳴女の名言5・これで六割程の鬼狩り共の居所を把握

©吾峠呼世晴/集英社

無惨に命じられて、鬼殺隊の居場所を探す鳴女。無惨から血を分け与えられて新上弦の肆に昇格しました。

「鳴女、お前は私が思った以上に成長した、素晴らしい」とあの無惨からおほめの言葉をいただいてます。

鳴女の放った偵察の目玉たちはすばしっこく、6割も鬼殺隊の居場所をつきとめてしまいます。

まとめ

新上弦の肆・鳴女は琵琶を奏でることで無限城の操作や鬼たちを移動させる血鬼術を使っていました。

殺傷能力や攻撃力はないものの、索敵能力や厄介さでは断トツNo.1の能力。

最後はあっけなく無惨に殺され、過去も分からい謎の多い鬼でした。