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鬼滅の刃の遊郭編で炭治郎の潜伏する「ときと屋」の鯉夏花魁。炭治郎におかしをあげたりと心優しい面倒見のいい女性です。
鯉夏花魁と炭治郎との関係やセリフ、その後どうなったかを解説したいと思います。
鬼滅の刃鯉夏花魁 (こいなつおいらん)とは？
©吾峠呼世晴／集英社
| 名前 | 鯉夏 |
| 性別 | 女 |
| 肩書き | 恋夏花魁 |
| 年齢/誕生日 | 不明 |
| 身長/体重 | 不明 |
| 声優 | 未 |
| 初登場 | 遊郭編（9巻71話初登場） |
遊女の最高位である花魁
鯉夏(こいなつ)花魁は吉原遊郭編で登場します。この遊郭には遊女という人達が働いており、ほとんどは貧しさや借金などで売られた者で様々な苦労を抱えています。
しかし遊女として出世することができたら裕福な家に嫁ぐことも可能です。
花魁とは遊女の中でも最高位のランクで美貌・教養・芸事を全て兼ねそろえている特別な女性です。
鯉夏花魁は花魁道中で客を迎えに行く姿を炭治郎たちが見かけたのが初登場でした。花魁道中では野次馬ができるほどなので鯉夏花魁がいかに遊郭で有名なのかが分かりますね。
ときと屋での炭治郎との関係は？
遊郭編では炭治郎、善逸、伊之助はそれぞれ店に潜入して捜査することになります。
炭治郎は須磨が潜入した「ときと屋」
善逸は雛鶴が潜入した「京極屋」
伊之助はまきをが潜入した「荻本屋」
その炭治郎の潜入した店の「ときと屋」で働いていたのが鯉夏花魁でした。炭治郎は遊女たちが噂話をしているのをみて話しかけます。どうやら借金を返せなくなった遊女が姿を消している事件が多発しているとのこと。
鯉夏に須磨のことを聞くと須磨は途中で逃げ出すような人ではないと言います。どうやら上弦の鬼が偽装して足抜けに見せかけて襲っているのではないかと炭治郎が気が付きます。
鯉夏(こいなつ)花魁の性格は？
鯉夏(こいなつ)花魁は人を気遣う優しい性格をしています。
炭治郎と店ではじめてあった時は荷物を運んだことにありがとうと感謝してお菓子をあげています。これには炭治郎も照れていました。
そして須磨を心配する炭治郎が自分の姉だと嘘をついた時も、分かっていながら本当のことを教えてくれました。また鯉夏花魁は店のみんなに好かれているようです。
同じ店で働いてる女の子の簪をつけてあげたり甘やかしているので女将さんに怒られるほどです。
鯉夏(こいなつ)花魁は死亡した？
鯉夏(こいなつ)花魁が死亡説もあるようですが、安心してください、生きています！堕姫に襲われたところを炭治郎に助けてもらいました。
詳しく解説していきます。
上弦の陸・堕姫に捕まってしまう鯉夏花魁
©吾峠呼世晴／集英社
上弦の陸・堕姫は京極屋の看板である蕨姫花魁として顔を変えて働いていました。美しい容姿をしていますが、とても性格が悪くサディスティックで癇癪持ちでした。虐めや暴力でけが人や自殺者が後を絶ちません。
そんな堕姫は美しい人間しか食べないと言っており不細工な者や年を取った人は食べようとしません。
鯉夏花魁は嫁ぐために遊郭を去ることが決まっており、炭治郎とお別れをした次の日に旅立つ予定でした。堕姫は炭治郎が去った後に鯉夏花魁に接触し、美しい花魁なので帯に取り込もうとします。
しかし炭治郎は鬼の気配を感じてすぐに戻ってきて堕姫と遭遇することになります。
帯に閉じ込められた鯉夏は炭治郎に助けられる
©吾峠呼世晴／集英社
堕姫は帯を刃物のように動かして攻撃する戦闘スタイル。帯に閉じ込めた人間を食料庫に保管し、ゆっくりと食べていたようです。
炭治郎が堕姫に遭遇したとき、帯には顔だけ残っている鯉夏花魁の姿がありました。鯉夏はつかまったばかりで息が苦しそうです。
©吾峠呼世晴／集英社
炭治郎は堕姫の帯による波状攻撃を避けながら鯉夏花魁が捕まっている帯の先だけを斬ることに成功します。
そして地下に潜伏していた帯に取り込まれていた天元の嫁や善逸たちも救出されて全員無事だったと書かれているので鯉夏花魁は死亡していないことが分かります。
鯉夏(こいなつ)花魁のその後
©吾峠呼世晴／集英社
漫画で鯉夏の姿が描かれていたのは、炭治郎に助けられたこのシーンが最後。
なので鯉夏花魁が救出された後にどうなったかは明言されていません。おそらく予定通りに見受け先のところへ行ったのだと思われます。
上弦の陸とのバトルはかなり激しかったので鯉夏のその後を書く暇もなかったようです。
との死闘に勝った炭治郎たちは毒によって重傷を負っていました。禰豆子の血鬼術によって解毒はされましたが、すぐに立ち上がれる状態ではありません。炭治郎が蝶屋敷に運ばれて目覚めたのはなんと2か月後でした。
鯉夏(こいなつ)花魁の名言セリフ
鯉夏花魁は気配り上手でとても優しいお姉さんです。彼女の優しい気持ちがセリフにも含まれています。
噂話はよしなさい。本当に逃げ切れたかどうかなんて・・誰にもわからないのよ
©吾峠呼世晴／集英社
炭治郎が須磨花魁の噂話を聞き込みしていると、その話を聞いた鯉夏花魁は噂話はよしなさい、と優しく注意します。
怒られるかと思いきや注意だけで済んだので炭治郎もホッとしました。
お菓子をあげようね
©吾峠呼世晴／集英社
ときと屋に潜入捜査した炭治郎は同じ店で働く遊女たちの荷物を運んだりと手伝っていました。そこに現れた鯉夏花魁は、
お菓子をあげようね。ひとりでこっそり食べるのよ
と炭治郎に飴をあげています。他の女の子にもせがまれていて、普段からお菓子をあげている面倒見のいい性格なことが分かりますね。
男の子だって言うのは最初から分かっていたの
©吾峠呼世晴／集英社
善逸の消失が分からなくなり音柱の宇随天元は上弦の鬼の可能性があるため炭治郎たちに退くことをすすめますが、炭治郎は捜査を続けることを決め鯉夏花魁に男の姿に戻りお別れの挨拶をしに行きます。
本当は男であることを告げる炭治郎ですが、それは知っていたという鯉夏花魁。なにか事情があると思い敢えて黙っていたといいます。
私はあなたにもいなくなってほしくないのよ
©吾峠呼世晴／集英社
捜査を続けるため鯉夏花魁にお別れを言いに行った炭治郎。そこで鯉夏花魁は明日に見受け先に出向くことになっていると言います。
自分はもういなくなるのに遊郭で不信な行方不明の事件が続いていて不安だった鯉夏花魁は、炭治郎が事件の捜査をしていると聞いて安心します。そしてどうか気にしないで笑顔でいてくださいと心配する炭治郎に対して、
私はあなたにもいなくなってほしくないのよ 炭ちゃん
鯉夏花魁は炭治郎のことも心配していました。そして無事を祈ってお別れをします。
鬼滅の刃 鯉夏(こいなつ)花魁まとめ
鯉夏花魁は出番自体は少なく名前を憶えていない人もいるかもしれません。
遊郭編では炭治郎が男だと気づいていても知らないふりをして接してくれた心優しい花魁でした。
鯉夏花魁のその後の情報は残念ながら書かれていないのですが幸せになってほしいと思える人柄の女性ですね。
