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鬼滅の刃の柱の一人である鬼殺隊を支える元忍の音柱・宇髄天元。
自らを「祭りの神」と自称するオレ様キャラですが嫁が三人も存在し、老若男女関わらず魅了してしまうほどの彼の魅力とは?
ここでは宇髄天元の格好良さや優しさ、彼の魅力を紹介していきます。
鬼滅の刃 宇髄天元がイケメンでかっこいい理由
元忍なので超足が早い
宇髄天元の出自は元々、忍者の次期頭領として育てられていました。
その為彼の身体能力は高く、彼の派手さを象徴する音のある装束を身に着けているにも関わらず、主人公の炭治郎達ですら声を掛けられるまで傍にいることを気付かないほどの俊敏性と隠密性を誇ります。
また、彼は肉体的にも当時の成人男性としては立派なもので、公式では身長は198cm、体重は95㎏と現代でも巨漢に分類されるでしょう。
因みに、天元は鬼殺隊の腕相撲対決でも岩柱・悲鳴嶼行冥に次いで二番目に強いです。
素顔がイケメンでかっこいい!
鬼についての情報収集の為に遊郭へ潜入した嫁達の定期連絡が途絶えた際、天元は自ら遊郭へ乗り込もうと考えます。
その際、遊女として炭治郎・伊之助・善逸を遊郭へ売り出しに行きますが、三人とも「不細工な子たちだね……」と呆れられてしまいます。
しかし、此処からが天元の腕の見せ所。花街へ寄って来る男など見飽きているだろう女将さん達を「ポッ」と惚れさせてしまうのが宇随天元です。
化粧の上からでもイケメンと分かる容貌をしている天元ですが、化粧を取った彼の素顔は誰もが魅了されてしまうほどの美丈夫。
忍として情報収集にも「美しさ」とは最大の武器ですが、彼の天性の顔つきは「ド派手」にも「祭りの神」にもぴったりの美しさです。
ただし本人は「地味なので不本意」と、化粧や装飾を好んで身に着けているようです。
優先して嫁を助ける優しい男
任務遂行の為に毒を飲み床へ伏した健気な雛鶴へ、天元は彼女の為に用意した解毒剤を飲ませます。傍には鬼の帯がクナイで磔にされており、天元の怒りが分かります。自分の腕にすっぽりと収まってしまう華奢な雛鶴を抱き締めながら、任務よりも命を繋ぐことを命ずる天元に心を打たれる女性も多いでしょう。
後輩を守りながら戦う姿がかっこいい!
ほとんど初対面の三人に対して「俺は神だ!お前らは塵だ!」と言い切ったり、三人に下手な女装をさせて花街へ売り飛ばしたりと、オレ様気質を隠そうともしない天元。
しかしその実、彼の根底には「自分よりも他人を優先させる」優しい心を持ち合わせております。
これは過去、自身の父親が一族の存続の為、人を人とも思わぬ扱いをさせ九人の兄弟の七人を死なせたこと、また、彼の二つ下の弟が父を生き写して心無い人間に育ってしまったことから起因しています。
「あんな人間にはなりたくない」
幼いころから植え付けられた価値観を自分自身で否定しながら、それでも戦いに身を置く天元。しかし、彼は彼自身の業を他人に押し付けることはありません。任務中、善逸からの連絡が途絶えた際には、彼は残った炭治郎と伊之助へ「生き延びる為に逃げること」を命令します。
また、鬼の首を斬り落とした際、禰豆子が攻撃されたことにより暴走した時にも、彼は炭治郎に「子守歌でも歌ってやれ」と諭します。
一見して戦場に置いて突き放したように見えるこの言葉が、炭治郎に母親の記憶を思い出させ、また、禰豆子の暴走を止めるきっかけとなるのです。守るとは単に縋りつかせることではないということを、天元は教えてくれています。
音の呼吸がかっこいい!
音柱としての彼の技について紹介したいと思います。
まずは天元の日輪刀、その形状は子供の身の丈ほどもある刀で、いわゆる日本刀としては異形の部類に入ります。また、二刀の柄を鎖で繋いだそれぞれの刀は、円状に振り回すことで円周の範囲を操りながら絶え間なく攻撃と防御を繰り出すことができる優れもの。
元忍である天元らしい、トリッキーな動きをサポートします。音の呼吸では主に斬撃と爆発を組み合わせることによって繰り出します。
鬼滅の刃 宇髄天元がイケメンでかっこいいシーン
1:まきをと須磨を助けに入ったシーン
雛鶴へ解毒剤を届け、任務遂行よりも生き残ることを命ずる優しい夫である天元ですが、忘れてならないのは闘い続けていた須磨とまきをに対する彼の思いやりです。
泣き虫な須磨とじゃじゃ馬気質なまきを、二人の頭をポンポンと撫でて「流石俺の女房だ」と褒める天元。これには二人も涙ぐんでしまいます。
2:回想で3人の嫁に「お前らのが大事」と言ったシーン
天元は生粋の色男でもありますが、三人の嫁を愛する優しい男でもあります。彼は三人の嫁を娶る際、彼女達に一つの約束を口にしました。
「俺は派手にハッキリと命の順序を決めている」
「まずはお前ら三人」
「次に堅気の人間たち」
「そして俺だ」
このセリフから分かる通り、天元は自分の命よりもくの一である嫁三人を守ると強く心に決めています。当時、くの一は忍の中でも力が弱く、彼女達にとって「自分の命を賭けることは最低限の努力」とされていました。自分が死ぬことを悲しむことすら許されない彼女達にとって、夫である天元の言葉がどれほど嬉しかったことでしょう。そして、天元は約束通り花街へ潜入した嫁を救けに向かいます。
3:堕姫の首を一撃で斬り落とし「お前弱すぎなんだよ」と言ったシーン
天元の身内に対する優しさや格好良さの中、敵である鬼に対する厳しい一面もまた彼の魅力です。炭治郎達が苦戦する堕姫の首を音もなく切り落としながら、彼は開口一番に言ってのけます。
「お前上弦の鬼じゃねぇだろ 弱すぎなんだよ」
両の目に上弦の文字を入れられた堕姫は確かに上弦の鬼でありますが、天元からすれば彼女一人は物の数にも入りません。暴走する禰豆子をどうにか押さえ込もうとする炭治郎に忠告を入れる余裕までも見せています。
4:妓夫太郎にやられても「絶好調で天丼100杯食えるわ派手にな!」と強がったシーン
それまで優勢を極めていた天元にも、ピンチの時は訪れます。堕姫の兄、妓夫太郎の毒の攻撃を受けて、天元は徐々に劣勢へ追い詰められていきます。しかし、そこは音柱の天元。敵に少したりとも弱った自分等見せつけません。
「絶好調に天丼100杯食えるわ派手にな!」
一見して滑稽にも見えるこのセリフですが、しかしこの場面に至るまでに、天元の苦悩は描写されています。
人を人とも思わない父、父と生き写しの弟、矛盾を抱えたままに生きる自分、そして彼は言い切ります。
「俺に才能なんてもんがあるように見えるか?」
「俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな」
「俺の手の平から今までどれだけの命が零れたと思ってんだ」
悲痛な思いの中で、それでも彼は悲痛さを滑稽な言葉で隠したまま人を助ける為に鬼と戦います。
5:譜面が完成したシーン
譜面とは、絶対音感を持つ天元が完成させた戦闘計算式です。
相手の行動動作を音として読み込める天元は、その音から相手の戦闘の癖、死角を読み取ることが可能となり、音の隙間に攻撃を与えることで相手へ不意を突いた攻撃を出来るという戦法です。有利な戦闘を可能とする為、時間をかけた分析を必要とするこの計算式を、完成させられるのは天元のみでしょう。
毒が回り、腕を失い、目を潰され、それでも彼は炭治郎に首を取らせる為に戦い続けます。そして彼は叫ぶのです。
「止まるな 跳べェェ!!」
最後まで諦めない彼の譜面が、炭治郎の諦めない心を呼び起こし、そうして遊郭編の勝利を修めたのでしょう。
まとめ
宇髄天元の魅力を、少しでもお伝え出来たでしょうか?
原作は完結しておりますが、これからのメディアミックス展開では彼の魅力がより明らかになるかもしれません。