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クリストファー・ノーラン監督の作品は、「複雑な時系列」が最大の特徴とも言えます。
中でも、二作目ともなる「メメント」は物語の最後から始まり、最初に向かっていくストーリーとなっているため、一回見ただけでは理解が難しい作品となっています。
しかし、それでも見応えがあり「インセプション」や「ダークナイト」といった作品は、世間での評判も非常に高い人気作品です。
そんなクリストファー・ノーラン監督のおすすめ映画を5選紹介します。
この記事では、2020年9月18日に公開された最新作「テネット」も紹介しているので、この機会にぜひクリストファー・ノーラン監督の作品を視聴してみてください。
フォロウィングを紹介!クリストファー・ノーラン監督デビュー作
フォロウィングは、クリストファー・ノーラン監督のデビュー作です。
1998年に制作がされ、一人で監督、脚本、制作、撮影、編集と一人で五役を担当しています。ロッテルダム映画祭や世界各国のインディペンデント系映画祭で「ヒッチコックの再来」と賞賛されるようになりました。
今や、インターステラーやダークナイト、インセプションといった名だたる名作を生み出し、名監督となったクリストファー・ノーラン監督のデビュー作を紹介していきます。
フォロウィングの作品紹介
フォロウィングは全編モノクロとなっており、アイディアを引き出すために人を尾行する習性を持った作家志望の青年・ビルが事件に巻き込まれていく物語です。
ある日、一人の男をいつものように尾行していたらバレてしまいます。
その男は、コッブと名乗り、コッブもまた空き巣を繰り返し、空き巣に入った家の主の私生活を探るといった奇妙な習性を持っていました。
コッブに感化されたビルは、彼と行動を共にするようになります。
またある日、ビルはバーで金髪の女性と出会い、その女性の素性を知ることとなります。
そして、彼女の素性を知ったビルはその金髪の女性を助けるために盗みを働きますが、実はその女性にはめられてしまったことに気付きます。
最終的には、盗みを働いたことで警察に自首をすることとなり、はめられっぱなしのビルの生き様が描かれています。
時系列がバラバラになっているものの、傷や髪の毛の長さなどで時系列が分かりやすくなっています。
そして、物語の最後には今までの伏線が回収されるため、見ごたえのある作品となっています。
クリストファー・ノーラン監督のおすすめ映画を5選紹介
クリストファー・ノーラン監督のおすすめ映画を5つ紹介していきます。
どれも難解ではあるものの、何度見ても面白い作品ばかりです。
また、最後にはおすすめ映画5選の中で最も面白いと感じた作品も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
テネット
🏆週末興行収入3週連続No.1!!
🏆観客動員数100万人突破!!
🏆累計興行収入16億円突破!!『#ダンケルク』(2017)の最終興行収入16.4億円も上回り、
まだまだ“テネる現象”は止まりません!!#TENET脱出体験 pic.twitter.com/8XWnMxuCqD— 映画『TENET テネット』公式 (@TENETJP) October 5, 2020
『#ダンケルク』(2017)の最終興行収入16.4億円も上回り、
まだまだ“テネる現象”は止まりません!!#TENET脱出体験 pic.twitter.com/8XWnMxuCqD
— 映画『TENET テネット』公式 (@TENETJP) October 5, 2020
テネットは、2020年9月18日に公開された、クリストファー・ノーラン監督の最新作です。
サスペンスアクション映画となっており、本作に登場する主人公は「名もなき男」です。
「名もなき男」は、ウクライナ起きたテロ鎮圧作戦に参加し、そこで仲間を助けますがテロリストに捕まってしまいます。繰り返される尋問の中、情報を漏らさないために毒薬のカプセルを飲み、自殺を図ろうとしました。
しかし、そのカプセルは鎮静剤にすり替えられており、目が覚めた頃に謎の男・フェイから「あるミッション」を言い渡され、またミッションのキーワードとなるのが、「テネット」。
「テネット」という言葉を使い、未来からくる敵と戦い第三次世界大戦を防ぐ物語です。
テネットはクリストファー・ノーラン監督作品の中でも最も難解とまで言われていますが、累計興行収入は既に16億円を突破しています。
テネットのネット上での評価
すでにテネットを視聴した方の評価や感想を紹介していきます。
フォロワーさんとDMでテネット話してるだけで、映画を思い出して感極まって泣いてる😭😭😭
早く5回目行きたいけど10日まで我慢!! pic.twitter.com/9SRcfOZCHr— 🔮ろびー🔮🔁🔮ーびろ🔮 (@NekoTamaniRobin) October 5, 2020
『テネット』逆行してきました!
だいぶ頭の中でストーリーを整理しながら観れたけど、一つ突っかかると置いてかれるからそこは注意💦笑
ただホントに面白い❗️
途中眠気が襲ったけど面白さが勝ちましたね✨全部好きだわ😆
アクションや音響はもちろん、みんなのキャラの魅力を堪能出来て幸せでした😭 pic.twitter.com/FubFbwNiqD— John🕺Koya (@john59pen) October 6, 2020
今日はこれ。
全然理解できてないけど、
面白かった。
もう一回勉強して行こうかなと。#テネット#tenet#imax pic.twitter.com/yH4LlO7y7E— 蕎麦 心空 (たつや) (@tatsuya197m) October 7, 2020
ネット上での評価や感想は、理解が難しいけど何度見たくなるほど面白いといった感想が多く見受けられました。
インセプション
インセプションはアメリカのSFアクション映画です。
第83回アカデミー賞では、作品賞、脚本賞、撮影賞、視覚効果賞、美術賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞の8部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞を受賞した作品です。
あらすじは、他人の夢の中に侵入しアイデア盗みそれを売って生活をしていたコブ(レオナルド・ディカプリオ)がサイトー(渡辺謙)から新しいミッションを受けます。
「インセプション」と呼ばれるそのミッションは、サイトーのライバル企業の所長の息子を騙すものでした。
仲間を集め、さっそく夢の中に入り込むコブでしたが、夢の中で度々現れる亡くなった妻・モルが仕事の妨害をしてきて、中々スムーズに仕事が進まなくなっていきます。
物語は「夢」のなかで進行していくのですが、これが3層構造になっているため、整理をするのが難しい作品となっています。
そのため、何度も見返してしまうのですが、何度視聴しても面白いのがインセプションです。
インセプションのネット上での評価
【映画レビュー】『インセプション』⭐️4.0/TENETで大惨敗をして、ノーラン監督の足跡を辿るために再度見ました。面白い💕夢の世界の中の夢の世界の中の夢の世界、、、、SFファンタジーの正解ですがディカプリオの熱演で、アクションとミステリーの要素が強いです😲#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/887Q5qLEoO
— とも/いつまでも少年のような好奇心を! (@owarai_eiga) September 27, 2020
インセプション
産業スパイとして雇われたコブのターゲットは
やっと鑑賞🤗潜在意識という見えない世界が舞台。序盤に設定を説明しているので分かりやすい♪見事な戦闘シーンの奇抜さや脚本の妙♡随所にハラハラと愛が散りばめられ2時間半強を感じさせない。それにしても監督の頭の中って?凄い!! pic.twitter.com/xrExlCg1hS
— せた@映画垢 (@seta_movie) October 2, 2020
「インセプション」
夢であれ現実であれ、自分の愛した妻が自分を縛り付け、罪悪感を与え、罰するだけの存在としてでなく、愛する妻として別れを言えたことはコブにとっては素晴らしいことだよな。
ラストの怒涛の展開は何度見ても、鳥肌が経つほど印象的。 pic.twitter.com/Gh7YCV5KBG— shineroad(シャイン) (@shineroad21) October 6, 2020
上映時間は長いものの、派手なアクションシーンやミステリー要素によりあっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。
そして、ラストへの怒涛の展開は見逃せません。
ダークナイト
ダークナイトは、DCコミックスの「バットマン」を原作とした実写映画です。
第81回アカデミー賞では、8部門(助演男優賞、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響編集賞、編集賞)にノミネートされ、2部門(助演男優賞、音響編集賞)を受賞しています。
あらすじは、犯罪が蔓延するゴッサムシティーを舞台に、クリスチャン・ベイル演じるバットマンとゴードン警部補が手を組み、街を鎮静化していきます。
しかし、そこへ現れたジョーカーと名乗る男と犯罪者集団により、街は再び犯罪都市へと変わっていきます。
前作の「バットマン ビギンズ」では、バットマンは悪を撲滅するヒーローとして描かれていました。
しかし、「ダークナイト」ではバットマンは本当にヒーローなのか、バントマンはゴッサムシティーに必要な存在なのかと投げかけられ、バットマン自身も苦悩するシーンが描かれています。
ダークナイトのネット上での評価
『ダークナイト』見終わった。
JOKERの純粋な悪、twofaceの光から闇へ
落ちていく様子、バットマンの究極の自己犠牲。
JOKERの吹き替えが藤原啓治さんなんやけど
演技が凄まじい!
何回観ても面白い映画でした!— らいと (@raito1182) October 4, 2020
ダークナイトとかいう何度見ても面白い名作。ヒーローのこの背中に憧れない男はいない。
— ごんち (@goncharov_u) October 3, 2020
久しぶりにダークナイト観てるけど面白いな
ホアキンもいいけど
ノーマンのジョーカー観ると
底の知れない悪のカリスマ
不気味だがらジョーカーなんだよなってなってしまう— HOSAKA! (@hosaka_1022) September 30, 2020
ダークナイトは何度見ても面白く、またバットマンが活躍するシーンはカッコいいです。
クリストファー・ノーラン監督作品の中では、シンプルなストーリーになっているのでぜひ視聴してみてください。
ダークナイトライジング
ダークナイトライジングは、「ダークナイト」の続編であり、シリーズの最終章ともなる作品です。
舞台は、「ダークナイト」から8年後のゴッサムシティーです。デント法の施行で平和が訪れ、ブルース・ウェインはバットマンを引退し家に引き籠っていました。
しかし、平和なゴッサムシティーに影の同盟を破門されたベインが暗躍し、再び街は荒れていきます。引退してしまったバットマンは街を守ることができるのか、そしてバットマンの生死は、、、。
シリーズの最後にして、落ちぶれたヒーローバットマンがどう成り上がっていくのかがポイントです。
ダークナイトライジングのネット上での評価
ダークナイトライジングのネット上での評価
#ダークナイトライジング 2012年
クリストファー・ノーラン監督のダークナイト3部作最終章。前作「ダークナイト」のジョーカーのインパクトが強すぎて、忘れられがちな今作だけど、個人的には一番好きな作品。
伝説の終焉、正義の継承。
最後のアルフレッドの眼差しに涙。#アマプラ掘り出し映画 pic.twitter.com/ffnTZBzqy8
— 名探偵ヤチャマ (@yachama69) October 4, 2020
2012年『ダークナイトライジング』
戦闘シーンはダンケルクの様だし、バットマンとベインの肉弾戦もとても良かった。
やつれたブルース・ウェインはマシニスト😱
キャットウーマンぽくないキャットウーマンのアン・ハサウェイの全然乱れない髪の毛好きwこれでバットマンシリーズ全部観終わった😋 pic.twitter.com/5FT5EFoSS7
— Klaver Tilmeld (@KTilmeld) October 6, 2020
昨日ダークナイトライジング見た🦇🖤
ラスト泣けた🦇🦇🦇
かっこいいよーみんなカッコいい🙏🏻💕
全編通してゲイリーオールドマンがお姫様に見えてくる病気🤔 pic.twitter.com/pFLWT3wj5G— yumi_imuy (@lun_a_lice) May 24, 2019
ダークナイトライジングはベイルとの肉弾戦によるアクションシーンや感動のラストシーンなど、見ごたえのあるの作品です。
落ちぶれたヒーローがどんな戦いを見せ、市民にどんな影響を与え、どんな終わりを迎えるのか、感動のラストをぜひ楽しんでみてください。
メメント
メメントは、クリストファー・ノーラン監督が有名になったとも言える映画です。
それは、時系列が逆向きに進んでいくという点がユニークだったことが評判を呼び、人気作ともなりましたが、トリッキーな内容がゆえに理解が難しい映画の一つです。
あらすじは、保険会社に勤めていたレナードは、ある日強盗に襲われてしまい妻を失ったうえ、強盗との格闘で記憶が10分しか保てない脳の病気に冒されてしまいます。
体にタトゥーを掘り記憶を刻むレナードは、犯人捜しという名の復讐に駆られてしまう物語です。
物語はラストから始まっていき、レナードが体やメモに残した情報を元に犯人捜しをし、復讐を成し遂げるという物語です。
ストーリーの展開が複雑なため、何回も見ることになりますが、何度見ても面白いのがこの作品の面白いところです。
謎解きが好きな方にはおすすめです。
メメントのネット上での評価
『メメント』
冒頭:男に一発の銃弾を撃ち込むがどこか違和感が…
そして物語はモノクロになり考え込むシーンで始まる
何者かに妻を殺された主人公レナード 10分しか記憶が保てないハンデをメモやタトゥー 写真を駆使しながら犯人を必死に探すが…
斬新というより革新的な作品で実に面白い✨✨ pic.twitter.com/rmjB0ycByM
— ☯️Koji☯️ (@soul_contact93) October 2, 2020
感想③【メメント】
十数年ぶりの視聴。面白いけれど、初めて見た時の衝撃は超えられず😭しかしオチが分かってるからこそ細部まで楽しめるのは2回目ならでは👏
・サミーの話
この伏線が大好き。#クリストファーノーラン#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Al0d150sIl
— だいきんー映画備忘録ー (@chandlerbbbing) September 29, 2020
メメント
久しぶりに観たけどやっぱり面白い
記憶の順行と逆行 モノクロとカラー
10分間しか記憶が残らない心理状態の疑似体験
俺はこの男を追っているのか?
それとも追われているのか?
それすらも分からない男の復讐劇
こんな複雑な展開を思いつく弟もそれを映像化しちゃう兄貴も両方おかしい 天才 pic.twitter.com/nQ268KIEpf— you!ssy (@yossy__1026) September 2, 2020
メメントはストーリーの展開に追いつくのが難しい映画で、見ていくうちに謎が謎を呼びどんどん分からなくなってしまいます。
だからこそ面白い作品でもあるので 、ぜひ何度も見て伏線を解いてみてください。
クリストファー・ノーラン監督作品の個人的おすすめ映画はこれだ!
クリストファー・ノーラン監督の個人的におすすめな作品は、メメントです。
メメントは時系列が逆に進んでいく点やトリッキーな仕掛けが豊富にあり、理解するのに時間がかかってしまいます。
メメントの面白い点は、逆再生でストーリーが展開している点はもちろんですが、ストーリーが進むにつれ謎が増えていく点や、体やメモに残した情報は真実なのか、関わってくる人物の証言は信頼できるのかと、疑心暗鬼になりつつも作品に入り込めてしまいます。
初めて視聴すると何が何だか分からないですが、何度も見ることで面白さが広がっていきます。
まとめ
この記事ではクリストファー・ノーラン監督のデビュー作の「フォロウィング」から、最新作の「テネット」までを紹介しました。
どれも難解な作品ばかりで、特に最新作の「テネット」はノーラン史上最も難解な作品とまで言われ、何回見ても分からないという方も多くいます。
しかし、クリストファー・ノーラン監督の作品は分からないから面白く、理解するために何回も見てしまう魅力があります。
一度見て分からなかった方は、ネットで情報を集めてぜひ何度も視聴してみてください。