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借りぐらしのアリエッティの結末はどうなるのでしょうか?
原作の結末は新しい住処を見つけています。
アリエッティ一家は今度は床下ではなく屋根裏で暮らしています。
今回の記事はネタバレを含みますので注意して読んでくださいね。
アリエッティとはどんな女の子なのか?
アリエッティは小人です。
床下の小人たちと呼ばれていて人間の物を借りて暮らしています。
小人にはルールというか掟のようなものがあって、人間には見つかってはいけません。
もし見つかったら引っ越しをしなければならないのです。
そんな小人であるアリエッティはどんなことにも興味がある14歳の女の子です。
他の人間や動物、虫にも怖がらないで外で遊ぶことが多い性格です。
母の誕生日のプレゼントを探すためにハーブを取っていたところ、人間である男の子の翔に見つかってしまいます。
小人たちはどんな生活をしているのか?
小人たちの生活は「借り暮らし」と呼んでいます。
なぜかというと人間の家にある物を借りて生活をしているのです。
物を借りているだけで盗んでいるわけではありません。
狩り暮らしとかけているのですね。
また、人間に見つかったら家から引っ越さなくてはいけないので、
見つからないように隠れて生活しているようです。
アリエッティの家の人たちはどうなるのか?
映画のラストでは、アリエッティたちの家族は家を出ていきます。
そして1人で生活していたスピラーと一緒に川を下っていくところで終わります。
家の中もネズミなどの動物がいるので危険なのですが、
それでも家の中ということで一定の安心というのはあったと思います。
しかし家から出ると色んな危険が待っていますね。
例えば天候だったり野性の動物、または人間に見つかる危険もあります。
川を流されていくのも安全というわけではありません。
もし乗り物がひっくり返ってしまったらおぼれてしまいます。
借りぐらしのアリエッティの原作は「床下の小人たち」
「借りぐらしのアリエッティ」は原作が存在します。
原作はイギリスなので英語ということですね。
原作はイギリスの作家であるメアリーノートンの児童向けの小説である、
床下の小人たちです。
このファンタジー小説は5作あって、映画では主に1作目が中心になっていて3作目までが抜粋している構成になっています。
原作では1作目が終わったあたりからどんどん面白くなってくると評判です。
原作との違いは?
- 原作では床上に上がるのは禁止されている
- スピラーと出会うのは原作ではもっと後から
- 翔は原作には出てこない!?
映画ではアリエッティは自分で床の上へ遊びに行ったりしています。
しかし原作では床上に上がるのは禁止されています。
母の手伝いしかやらせてもらえません。
外に出るためには大きな安全ピンを解かなくてはいけなくてアリエッティではどうしようもありません。
次にスピラーですが、映画ではお父さんを助けたときに登場しているのですが原作では登場するのはもっと後になるようです。
原作では2巻で家から出た後で初登場しています。
翔は原作では出てこないのか!?
映画アリエッティに出てくる翔にはモデルがいると言われています。
それは翔の声優担当でもある神木隆之介さんです。
神木さんは幼いころに重病にかかっていたらしいです。
監督はそんな神木さんの過去を知ってこの人しかいないと思い抜擢したということです。
つまり原作にはいない人物を新たに作り出したということです。
翔の手術は成功したのか?
映画でははっきり手術が成功したかどうかは描かれていません。
これには成功説と失敗説があり両方みていきましょう。
冒頭で翔はあの年の夏に一週間だけ母の住んでいた屋敷で過ごしたと語っています。
これはつまり手術が成功して歳月がたった後に話しているのではないでしょうか?
思い出話をしているのならば成功したのかもしれません。
しかし失敗したという説もあります。
映画の最後では翔は川まで走っているシーンがあります。
これは心臓の強い負担がかかっているので手術に耐えられなかったかもしれません。
また翔はアリエッティは自分の心臓の代わりということを話しています。
これは自分が死んでもアリエッティが生きていれば、という解釈もできますね。
原作の結末はどうなるの?
原作のラストでは無事に新しい住処を見つけたようです。
今度は害虫などの危険が多い床下ではなくて、屋根裏に住んでいます。
しかし屋根裏も虫や飼い猫など危険は多いと思いますね。
天敵が多いので心休まるときはないかもしれません。
まとめ
映画の借りぐらしのアリエッティと原作では大分違いがあるみたいです。
日本人向けに分かりやすく変えた部分があるのではないかと思います。
また映画では翔の手術の結果も気になります。
成功したのか失敗したのか?
冒頭を見る限り成功しているとは思いますが視聴者の想像に任せるということなのでしょう。
映画も見終わったら原作の小説を読んでみると違う発見や面白さがあるかもしれないですね。