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黒沢清が監督したNHKドラマ「スパイの妻」がヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞しました。
第二次世界大戦直前の政情不安定な中、スパイの容疑を夫をかけられた夫を信じ抜く妻の話です。
ドラマ版と映画版の違いは一体なんなのか、調査してみました。
「スパイの妻」映画とNHKドラマの違いは?
8kで、先行放映されているNHKのドラマだったのを、再編集して映画なんだよね。
来年の3月にテレビ放映するって情報があるのだけど、賞取ったんだから総合でやってくれるんだよね??って期待してしまう。本も、フル帯出たか😢先走ってしもたな。#スパイの妻 #蒼井優 #高橋一生 #黒沢清 https://t.co/yyJYmZDh54— おこた♪ (@okotamama) September 13, 2020
銀獅子賞に輝いた「スパイの妻」は、元々NHKで放送されたドラマの再編集版のようです。8Kで先行放送しており、来年の3月にテレビ放送されると噂されていますが詳しいスケジュールは未定です。
“放送用に8Kドラマとして制作され、その後、劇場上映に合わせ、1秒あたりのコマ数などを調整”
つまり60ftpから24ftpに調整したのか!
興味深い記事です★#動画編集者と繋がりたい#動画編集#動画編集者#映像編集#映像編集者#映像編集者と繋がりたい#スパイの妻
— YouTutorタカ @ 動画編集歴15年 (@minamitakahiro1) September 13, 2020
映画版では尺を伸ばしたりエピソードを追加したりと、ドラマ版より豪華になっているみたいですね。
最初は8Kドラマとして制作されましたが、劇場での視聴に適した形に合わせ、1秒あたりのコマ数を調整したそうです。
映画版「スパイの妻」が受賞で話題に
ベネチア国際映画祭 黒沢清監督が監督賞
世界3大映画祭の1つ、イタリアのベネチア国際映画祭で日本の黒沢清監督が「スパイの妻」で監督賞に選ばれました。日本の監督の受賞は、2003年の北野武監督以来、17年ぶりです。https://t.co/W0hNLuAXju#nhk_video pic.twitter.com/Ya0iHSqRoK— NHKニュース (@nhk_news) September 13, 2020
ヴェネチア国際映画祭において「スパイの妻」が銀獅子賞に輝きました。日本人の受賞は2003年の北野武監督から数えて17年ぶりの快挙としてメディアで注目されました。
「スパイの妻」黒沢清監督に銀獅子賞 ベネチア映画祭 北野武監督以来 https://t.co/kP8iskeB77
受賞の連絡を受け、黒沢監督は映像で「この年になって、こんなに喜ばしいプレゼントをもらえるとは思っていなかった。長い間映画を続けてきてよかったとしみじみ感じている」と喜びを語った。
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 12, 2020
受賞を受けて黒沢監督が喜びの声を発表しました。
長い間監督を続けてきてこれほど嬉しいことはないと感激しており、本作に賭けた彼の情熱と監督人生が伝わってきます。
映画版「スパイの妻」監督の黒沢清とは?
黒沢清監督、『CURE』Blu-rayはもちろん予約済みだけど、是非初期作品とTVムービーの「降霊」、あとはやっぱり諦めきれない「スウィートホーム」!
ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年)
スウィートホーム(1989年)
地獄の警備員(1992年)
降霊(1999年)#ブルーレイ化して欲しい黒沢清監督作品 pic.twitter.com/cIW522xk6J— JUNICHI@是空®LLC. (@piedpiperagogo) September 11, 2020
初期の黒沢監督はカルト的な人気を誇るホラー映画を世に送り出していました。
DVDやブルーレイディスク化されておらず入手困難な作品が多く、復刻が待ち望まれています。
1985年に「ドレミファ娘の血は騒ぐ」を撮っており、監督歴は35年以上の実力派です。
黒沢清作品の、透過光のみ見えるカーテンや部屋の奥に窓が映り込むカットが好きで登場すると「あ…」となる。単純に美しく、時に不穏や希望を連想させ、実態なき何かが入り込んでくる予兆や閉塞感や今後の未知の展開や…知らぬ間に自分に結びつけて感じてしまう。ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞㊗️ pic.twitter.com/UM3chDFJkn
— ヌーン・ムーン (@noonmoonpoem) September 14, 2020
透過光を使った演出が秀逸な監督としても知られており、不安を煽るようなメランコリックな映像美や、陰影を巧みに取り込んだ人物描写が厚い支持を集めていました。
まとめ
「スパイの妻」の銀獅子賞受賞、喜ばしいですよね!
黒沢監督はホラー映画監督のイメージが強いですが、熱狂的な支持層に支えられており、今回の受賞でより世界的な認知度が上がりました。
映画はドラマ版を再編集したものですが、具体的にどう変更されているかは観てからのお楽しみでしょうか。