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鬼滅の刃どうま(童磨)の過去は万世極楽教の教祖!伊之助の母を殺した理由とは

鬼滅の刃どうま(童磨)の過去は万世極楽教の教祖!伊之助の母を殺した理由とは

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十二鬼月の中でも特に強い上弦の鬼。上弦の鬼は6人おり、どうま(童磨)は上から二番目に強い鬼とされています。登場シーンでは毎回ニコニコしヘラヘラしており、どこかミステリアスな一面を思わせています。

どうま(童磨)の過去・性格また、伊之助の母親との関係性や伊之助との関係についても紹介していきます。

鬼滅の刃どうま(童磨)の過去は宗教の教祖

童磨

©吾峠呼世晴/集英社

どうま(童磨)はただの鬼ではなく、万世極楽教の教祖であることが分かります。

そんなどうま(童磨)には、どんな過去があったのでしょうか。

人の死をなんとも思わない幼少期

童磨

©吾峠呼世晴/集英社

どうま(童磨)は万世極楽教の教祖の親の元に生まれています。

どうま(童磨)の瞳の中には「虹」があり、「白橡(しろつるばみ)の頭髪」といった特異な容姿でした。

©吾峠呼世晴/集英社

そんな容姿であったため、両親からは「特別な子」であり「きっと神の声が聞こえる」と言われ、幼少期より万世極楽教の教祖として崇め奉られていました。

ですが童磨は神の声を聞いたことは一度もなく、心の中では信者たちをかわいそうだと思っていました。

そんなどうま(童磨)は、信者の話を聞きながら「可哀想に、極楽なんて存在しないんだよ。人間が妄想して創作したお伽噺なんだよ」と涙を流しています。

どうま(童磨)の両親の怖い死亡シーン

どうま(童磨)の両親は、浮気をした父親が極楽上に盲信している女性に手を付け続けたことで気の狂った母親に何度も刺されて死に、母親も服毒自殺をしました。

現代でも教祖が信者の女性に手を出して逮捕される事件はよくあります。

通常の子供であれば両親が死んだら泣き叫ぶところですが、どうま(童磨)は、「部屋が汚れるから嫌だなぁ」とか「あの頃はまだ鬼じゃなかったから血の匂いが臭くて臭くて溜まらないから早く換気しなきゃ」といった程度の心情で、人の死を何とも思わないサイコパス的な性格をしていることが分かります。

涙や笑顔のシーンが多くありますが、喜怒哀楽や共感性が皆無であるため、本心ではないことがよく分かります。

極楽教の教祖として人間を救うが裏では..

©吾峠呼世晴/集英社

どうま(童磨)は鬼になってからも極楽教の教祖をしていましたが、その裏では多くの人間を騙して食べていました。

また、女性を食べることに執着しており胡蝶カナエの姉を食べられずに残念がっているシーンが描かれています。

さらには、単行本16巻141話では「俺は信者たちの想いを血を肉をしっかりと受け止めて救済し高みへと導いている」と発言しています。

その前のシーンでは、「誰もが皆死ぬのを怖がるから、だから俺が食べてあげている。俺と共に生きていくんだ、永遠の時を」とも言っており、人間を食べることは悪いことではなく善い行いだと思っています。

鬼の中でもサイコパスな性格をしているのが、このシーンから見て取れます。

どうま(童磨)の心情の変化

童磨

©吾峠呼世晴/集英社

どうま(童磨)には、喜怒哀楽や共感性が皆無と記述しましたが、そんなどうま(童磨)にも心情の変化が見て取れるシーンがあります。

それは、どうま(童魔)が亡くなったときです。

カナヲと伊之助の連携によって首を切られたどうま(童魔)は、どんどんと意識が薄れていく中で、胡蝶しのぶと対面します。

胡蝶シノブの問いかけに対し、どうま(童魔)の胸の中では何かかが変わり始め、初めて恋心を抱くようになります。

恋心を抱いたどうま(童魔)は、胡蝶しのぶに対し「一緒に地獄に行かない?」と誘いますが、あっさりと断られてしまいます。

数百年間も生きてきて、幼少期から喜怒哀楽や共感性に欠けていたどうま(童魔)が初めて本心から感情を表している貴重なシーンとなっています。

また、伊之助との戦闘シーンにおいては、伊之助が「地獄を見せてやる」との発言に対し「この世に極楽浄土も地獄もない」と発言しています。

しかし、首を切られた後のシノブとの会話では上記の通り「一緒に地獄に行かない?」と発言しているため、どうま(童魔)が死後の世界を信じていることにもなります。

なぜどうま(童磨)は過去に伊之助の母親を殺したのか?

鬼滅の刃どうま

©吾峠呼世晴/集英社

どうま(童磨)はなぜ、伊之助の母親を殺したのでしょうか?

気になるのが、単行本18巻の159話でどうま(童磨)が伊之助に対し伊之助の顔を見覚えがある、会ったことがあるというセリフです。

伊之助とどうま(童磨)にはどんな関係があるのかを深掘りしていきます。

伊之助の母親との出会い

伊之助の母親とどうま(童磨)との出会いは、万世極楽教です。

どうま(童磨)は伊之助と対面した際に見覚えがあると言い放ちます。鬼の中では珍しく人間の頃の記憶を持っているどうま(童魔)は、こめかみに指を突っ込んで15年ほど前の記憶を引っ張り出してきます。

その記憶によると、どうま(童磨)が万世極楽教の教祖をしていたときに、伊之助の顔と似た女性と出会っており、その女性が伊之助の母親でした。

伊之助の母親は旦那に毎日殴られ、姑から毎日いじめられ、行くところも頼るところもなかった伊之助の母親がたどり着いた先が極楽教でした。

その時は、顔の原型も分からないほど酷く腫れていたと語っています。

そして、母親は伊之助を抱きかかえてよく子守唄を歌っており、伊之助もその子守唄を思い出すシーンが描かれています。

伊之助の母を殺した理由とは

伊之助の母

©吾峠呼世晴/集英社

伊之助の母親が殺されてしまった理由は、どうま(童磨)が極楽教の信者を食べているのを知り、その正体を知られたくなかったからです。

しかし、どうま(童磨)は当初、伊之助の母親の命が尽きるまで手元に置いて食べないつもりでいました。

ある日、頭は鈍いけど感覚が鋭かった伊之助の母親は、どうま(童磨)が極楽教の信者を食べているのを知ります。

どうま(童磨)がいくら説明しても「嘘つき、詐欺だ」と喚き散らし理解できなかったため、伊之助を抱えて寺院を飛び出してしまいます。

正体がバレたどうま(童磨)は秘密を守るため伊之助の母親を崖まで追いかけます。

伊之助だけでも救うため、伊之助は崖から落とされ奇跡的に命拾いをしましたが、そ秘密を知ってしまった母親は食べられてしまいます。。

そのため、伊之助にとってどうま(童磨)は母親の仇ともなる存在だったのです。

その過去を知った伊之助は、ずっと母親に捨てられたものだと思っていたため、どうま(童磨)を倒した際には母親を想いながら涙を流しています。

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鬼滅の刃どうま(童磨)の過去まとめ

この記事では、どうま(童磨)の過去や性格、伊之助の母親との出会い、伊之助との関係性について紹介しました。

いつもニコニコし、ヘラヘラしているどうま(童磨)は人の死を何とも思わない、むしろ人間を食べる行いは善いことだという考えを持つ、サイコパスな性格をしていました。

また、伊之助の母親を殺していることで、伊之助にとっても敵討ちとなる存在でした。