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Ai崩壊は、入江悠監督によって2020年1月に全国ロードショーされたパニックSF作品です。
大沢たかおさんをはじめとする賀来賢人さん、広瀬アリスさん、岩田剛典さん、玉城ティナさんなど人気の若手俳優がたくさん出演しているということで豪華なキャストでも話題になりました。
特にここ数年でAIは、ビジネスの場に限らず、日常的にも使われる技術となっていますが、AIに全てを委ねた社会で突然AIが崩壊する映画は、とても気になりますね。世界は壊れてしまうのか、それとも昔の良さを取り戻すのか、全く想像ができません。
ところで、この映画の題名と全く同じ小説があるのをご存知ですか。
今回は、AI崩壊の映画と小説についてまとめます。
「AI崩壊」原作は小説があるって本当?
浜口倫太郎さん作の小説『AI崩壊』が出版されたのち、全国で公開された入江悠監督による映画『AI崩壊』ですが、この2作の関係性についてまとめていきます。
小見出し:原作はない?オリジナルストーリーだった!?
映画『AI崩壊』は、入江悠監督による完全オリジナルで脚本が完成されています。入江監督は、「いつか本格的な近未来映画を作りたい」と公言しており、今作で念願の企画を実現したこととなります。
脚本を作るにあたって、「AIの専門家が見てもNOトイ慣れないきちんとした映画を作りたかった」とも述べており、脚本を作るにあたり、人工知能学会に入会し、専門家たちからリアルな声を集め多そうです。また、AI関連の本を50冊ほど読み倒すなど、すごく強い思い入れが感じられますね。
小説は脚本ができてから映画のノベライズだった!?
ノベライズとは、映画やテレビドラマでヒットしたものを小説として作り直すことを言います。そして、今回の映画『AI崩壊』は、小説が映画公開よりも先に発売されているのですが、実はこれ、脚本が作られた後に小説にしているそうです。
小説が先に世に出た為、多くの人が小説が原作で映画化されたと言われてしまったのかもしれません。
「AI崩壊」小説の方が面白い?映画の違いはある?
題名からもAIが暴走する様子がメインに描かれるように思えまずが、劇中では、人間関係や逃亡劇が目立つ印象です。監督自身も、AIの描写には事実とズレが生じないように力を入れていたようなので、むやみにSF要素を強くしなかったのかもしれないですね。
その為、映画予告や宣伝において、SF要素の強い映画を期待していた人たちからは、少し物足りなさを感じたという声が多いようです。
一方、小説ではポジティブな評価が多かったです。
小説AI崩壊は映画のノベライズということでスピード感もあり簡単に読めます。内容は映画と少し違うらしいが、いい話〜で終わっています。いろいろな意味でちょろすぎでは?とは思うけど面白い。twitter
AI崩壊読み終わった!映画見た後だとすんなり入ってくるし物足りなかった部分も小説だとしっかりしてて読んで良かったと感じた!映画にそんなシーンはなかったですけどあの桜庭理事官がうまそうにジタン吸っているのが最高です。twitter
やはり、小説の方が詳細が語られる分、理解が深まりそうですね。
「AI崩壊」脚本を書いた人は誰?過去作品をご紹介
今作で監督兼脚本を務めた入江悠さんについてまとめていきます。
「AI崩壊」の脚本家はどんな人?
1979年11月25日生まれの映画監督、映像作家、脚本家です。
AI崩壊のインタビューでは、「バックトゥーザフューチャーシリーズやターミネーターシリーズがドンピシャの世代で僕が映画にハマるきっかけになった作品でもあり明日。タイムスリップものやアンドロイドものは、映画の世界でしか行けない場所に連れて行ってくれるので、ワクワクします」と話しています。
後に入江悠さんの過去作をまとめていますが、彼自身SFジャンルの映画は、今作が初のようですのです。たくさんのSF映画に感化された監督により作り出される映画の世界でしか見ることができないようなストーリーは、気になります。
「AI崩壊」の脚本家の過去作は?
過去の映画作品はこちらになります。
- JAPONICA VIRUS ジャポニカ・ウイルス(2006年)
- SR サイタマノラッパー 北関東三部作(2009-2012年)
- 劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ(2011年)
- 同期(2011年WOWOW ドラマW作品特別上映)
- タマフルTHE MOVIE 〜暗黒街の黒い霧〜(DVD)(2012年)
- 日々ロック(2014年)
- ジョーカー・ゲーム(2015年)
- 太陽(2016年)
- 22年目の告白 -私が殺人犯です-(2017年)
- ビジランテ(2017年)
- ギャングース(2018年)
- AI崩壊(2020年)
コメディからアクション、ギャング、そしてSFなど幅広いジャンルの映画を作っていて驚きました。
一番有名作は、2017年の「22年目の告白-私が殺人犯です-」ではないでしょうか。藤原竜也さんが大きく映されたポスターは印象的ですよね。迎えるクライマックスが想定外でサスペンス映画として見応えがありました。まだ、観られてない方はこちらもぜひ観て欲しいです。
そして、入江さんは、映画に限らず、ショートフィルム、テレビドラマ、Vシネマ、ミュージッククリップ、書籍など幅広いフィールドで実績を残しているようです。これからも日本で活躍するマルチクリエーターとしては目が離せません。
「AI崩壊」は原作小説がある?:まとめ
いかがだったでしょうか。
「AI崩壊」は、小説が先に世に出ていますが、映画の脚本をノベライズして作られたものであり、脚本を担当した入江悠さんの作品作りに対する強い想いや情熱も紹介することができてよかったです。
映画と小説の内容は、若干異なることもわかったので、映画も小説もより多くの人の目に届くといいなと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。