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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のラストが意味不明!?結末にはどういう意味があったのか4つの説を紹介!

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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ストーリーのわかりづらさから厳しい評価を受けることも多いこの作品ですが、結末についても明示的にされておらず、様々な解釈が存在します。

この記事のポイント

主人公は結末にいったいどうなってしまったのか、

4つの説を紹介します!

2020年8月7日に地上波初放送されましたので当分再放送はないでしょう。

見逃した人は動画配信サービスでご覧ください。


ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の基本情報

監督竹内宣之
脚本大根仁
原作岩井俊二
出演広瀬すず、菅田将暉、宮野真守、松たか子、花澤香菜、浅沼晋太郎、豊永利行、梶裕貴、櫻井孝宏他
公開日2017年8月18日

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は2017年に公開されたアニメ映画で、君の名は。とプロデューサーが同じという点で大きな期待を寄せられていました。

また、主演を菅田将暉さん・広瀬すずさんが演じるということで話題にもなっていましたね。




打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 声優の演技に批判が多いのはなぜ?下手だったかどうかを解説!

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のあらすじ

もしも、あのとき…

夏休み、とある海辺の町。花火大会をまえに、
「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイト。
そんななか、典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。

「かけおち、しよ」

なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。
それを見ているだけで助けられなかった典道。

「もしも、あのとき俺が…」

なずなを救えなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な玉を投げつける。
すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた…。
何度も繰り返される一日の果てに、なずなと典道がたどり着く運命は?

繰り返す、夏のある一日。
花火が上がるとき、恋の奇跡が起きる―

引用:東宝公式サイト

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のSNS上の感想

よくわからなかった、結末が意味不明などあまり肯定的でない感想が多いように思います。

確かに映画のラストは唐突でファンタジーの要素であるタイムリープなどの不思議の謎がよくわからないまま物語が終わるため楽しめない方も大勢おられるだろうと思いました。


打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のラストの謎!4つの説とは

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は何度も同じ時間を繰り返すタイムリープの要素のある映画です。

タイムリープを行うのにあるアイテムが活躍するのですが、正直このアイテム自体も謎。突然現れて、結局最後はひょんなことから失ってしまいます。

そして、最後にはなんと主人公がいなくなってしまうというラスト!教室で出欠をとる先生が主人公典道の名前を呼んでいるのに席が空席というシーンで物語は幕をとじます。

誰もが典道はどうなってしまったのか気になってしまったことと思います。

この結末の意味には4つの説がありますので順に見ていきましょう。

①ヒロインなずなと駆け落ちをした説

物語は基本的に転校が予定されているなずなとの別れを阻止するために一緒に逃げ回るという展開で進んでいきます。

その過程で2人は恋に落ちていくのですが、ラストそのまま駆け落ちしてしまったので教室に空席が二つあるとするのがこの考察です。

しかし、この結末では終盤の「次はいつ会えるかな?」というなずなのセリフの意味がわからなくなってしまいます。

きっと、転校を受け入れたなずなが「(転校で離れ離れになるけど)次はいつ会えるかな?」と言っていたのだと私は思いました。

それに小説版では、典道も次になずなと会えるのがどんな世界だったとしても、現実ではないもしも玉のつくる世界ではなく、現実で生きていくことを決意しているような描写があります。

②もしも玉が作る世界に囚われてしまった説

タイムリープをする際のキーアイテムとして登場する”もしも玉”。

実はタイムリープを起こすためのアイテムではなく、使用した人の願望を叶える世界を作るアイテムなんです。

つまり、物語で作られている世界は典道がなずなと一緒にいることのできる世界ということになります。

そんなもしも玉は物語の終盤に酔っぱらった花火師によって砕け散り、願望の世界が終わってしまいます。

典道、なずなはそのことに気づいていながらもお互いの想いを確かめ合い、なずなはセリフで現実の世界で生きていくことを表明しました。

そんななずなにまた会いたいと望む典道が1人でもしも玉の世界に残ることはあまり考えられません。

もしも玉コナゴナになってますしね。

③典道は亡くなってしまった説

よくあるアニメの考察として出てくるのが主人公死亡説!

教室に姿を見せないということで不穏を感じた人たちが唱えている結末ですが、それにしては教室全体が落ち着いており、出欠をとる先生の声も典道が亡くなったことを知っているとは思いません。

いるはずなのにいないという呼び方をしていますね。

死亡したのにまだ気づかれていないだけという考え方もできますが、その場合は帰ってこない息子の身を案じた両親によって失踪の届けなどが出されているはずです。

教室内の雰囲気は平和そのものと言った感じなので典道の身に何かトラブルが起きたとは考えづらいです。

④学校をサボってなずなとの思い出に浸っている説

ムビオが一番これかなと思っている説です。

典道となずなはもしもの世界から現実に帰ってきて花火を2人で見て別れを済ませます。

なずなは引越しを受け入れ転校していき、典道はそのまま夏休み明けの学校に向かいます。

しかし、学校をサボり、なずなとの思い出を噛み締めている。

物語の最初のシーンにもつながるこの説は一番筋が通っているように感じられ、現実で生きていくと決めた2人にぴったりの結末のように思います。

典道の友人が不機嫌そうな顔をしていると指摘している方もおられましたが、一緒に登校していた典道が道中突如サボると言い出した考えれば納得の表情です。


打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の結末に対するムビオの総評

上述した内容にもありましたが、典道が学校をサボっているというのが一番しっくりくるなと思っています。

これなら学校の登校しているはずの典道の出欠をとってもサボっているからいないという構図が出来上がります。

サボっているのはなずなとの思い出に浸ろうとしているからで解決でしょう。

畑のシーンという映画の最初と最後がリンクしているのも納得のいく材料の一つです。

小説版で典道の心の中の声にあった「たとえどんな世界でもなずなが大好きだ」という気持ちが典道の中にある限り、現実逃避などの行動を典道がとるとは考えづらいです。

関連記事>>>打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?はつまらない!?酷評が多い理由を解説!

まとめ

タイムリープなどのファンタジーの要素を持った 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は話の展開が複雑で解説などがされるわけではないので理解がしづらくなっています。

さらに、2人がどうなったかわからないまま学校の教室に2人がいないシーンが流れるので様々な結末が予想されているのが現状です。

映画なので解釈の仕方は自由なのですが、ムビオは2人が現実で生きていくことを決意し、はなればなれの寂しさを感じながら懸命に生きていればいいなと思っています。

是非、実際に視聴をして結末に想いを馳せて見てください。


ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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