この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
『鋼の錬金術師』の実写映画は、2017年に日本で映画公開され、通常2D版のみの上映のところ、IMAX2Dや4DXなど、計400以上のスクリーンで公開されました。
山田涼介さん、本田翼さん、ディーンフジオカさん、本郷奏多さんなどの日本では誰もが知っているような有名な役者さんたちが起用されてたことで、国内では話題になりましたが、映画が公開されると、ひどすぎると酷評でした。
今作は、海外でも大規模上映がされたようです。荒川弘さんによる原作漫画の実写化ということで、原作ファンは国内にとどまらないハガレン。実写映画は、海外でどのように評価されているのでしょうか。アニメ版の反応などと比較しながら紹介していきます。
ハガレン「鋼の錬金術師」実写化に海外の反応は?
まず、二つの有名な映画批評サイトをみていきましょう。
ROTTENTOMATO(ロッテントマト)という映画の評価を厳しくつけると言われているサイトの評価がこちらです。
映画批評専門家:28%(18名のレビュー)
一般批評家:74%(810名のレビュー)
次に、IMDbという英語圏最大のユーザー数を誇るレビューサイトの評価がこちらです。
5.2/10(18,311名のレビュー)
ROTTEN TOMATOによる専門家と一般批評家の評価の差が思いの外大きいのが印象的です。日本では、酷評が目立っていたので、大衆評価として、74パーセントという数字は高くないでしょうか。
また、IMDbのレビュー数の多さには驚きました。これだけの人がレビューをしているということは、映画館に足を運んだ人はもっといるはずなので、ハガレンの根強い人気を感じられます。しかし、こちらでは全体的な評価の数字は高いとは言えません。
海外映画評価サイトの評価?
「キャラクターが行ったり来たり、めまぐるしい描写ばかりで落ち着かない。アニメのストーリーをそのまま映画で作るには無理がある。」
「アニメのハガレンが好きだから見たけど、ただのコスプレ大会だった」
「ただただひどい。これの配信を決めたネットフリックスが理解できない。俳優の演技はひどいし、衣装や特殊効果もいまいち。やっぱり、アニメを実写化するべきじゃない。デスノートに続いてアニメファンを失望させてる。」
(ハリウッド版デスノートがネットフリックスで公開されて酷評されています。こちらは、日本のネットフリックスでも視聴が可能です。)
「西洋キャラクターで日本人の役者使ってるに困惑した。アクションシーンには迫力が書けるし、シーンがコロコロ変わって見づらい。」
このように、厳しい意見が目立ちました。特に配役に関しては多く寄せられています。各国の映画館で日本映画として公開されていれば、よかったかもしれませんが、ネットフリックスで公開されてしまったことから、デスノートのように、日本のアニメを日本人以外の俳優をキャスティングすればよかったのに…と思った人が多いのかもしれません。
ただし、キャスティングに限らず、原作ファンからすると、アニメと比べて、完成度は相当低く、期待に応えることはできなかったようです。
ちなみに、いくつかの肯定的なレビューとしては、
「コスプレがいい」「アクションがよかった」「アニメが好きで見た」
などがありました。
海外のどこで公開されたのか?反応は?
ハガレン「鋼の錬金術師」の実写版は、世界190ヶ国以上で公開されていたようです。しかもこの数字が、新海誠監督による「君の名は」が125の国と地域で上映されていたということで、日本映画史上最大規模の世界公開となっています。
ただし、こちらは、ネットフリックスでの配信をカウントしているため、ほとんどの海外視聴者は、配信サービスから鑑賞したと考えられます。
英語圏でのユーザー数が圧倒的ナンバーワンの映画レビューサイトで、2万件近いレビューが付いていることから、幅広い地域で視聴されたことは間違えなさそうです。
さすが、世界で愛されるアニメが原作ということもあって、原作ファンからもさまざまな反応がありました。
ハガレン「鋼の錬金術師」実写版に国内の反応は?
国内最大級!映画・ドラマのレビューサイト「フィルマークス」では、
2.6/5(8,222名のレビュー)
という散々な結果でした。
レンタルでハガレンの実写化見てたけどひどいな~
ただCGで補ってるだけで内容もくそ。
配役もくそ。適当につくるぐらいならやめた方がいいレベル。
ほんと実写化するならまずは内容を変えないことから始めないとなんもならん。
イケメンだけ使ってればいいと思うな— やっと車高下げれたけど高すぎて萎えたゴリちゃん (@GORIRAyy) October 15, 2019
そういえばTSUTAYAでハガレンの実写借りて見たんだけど、あれほんとひどいね。原作ほぼ無視じゃん。残念すぎた。タッカーの再現度だけは流石大泉洋さんって感じだけどほかのメンツは顔だけ。ウィンリィに関しては全然似てない可愛くない。ウィンリィらしさがない。
あと大佐の錬金術どうなっとるん— 中槙ぬ子 (@nukonosuke22) September 15, 2019
RT
ハガレン実写化は主人公サイドは絶望的だったけどウロボロス組は素晴らしかった……特にエンヴィー!!!本郷奏多さんで本当によかった🙏🙏🙏
— L (@bringiton666_) October 5, 2019
ハガレンの実写版を今さっき観たけど、原作とかなり内容違ってて少し悲しかった()
あと終わり方が続きある感満載(絶対今続編作ってるな)
でも松雪泰子のラストと本郷奏多のエンヴィはかなり良き💕— あ🥑い (@aipy39avocado) November 12, 2018
ツイッターでの声を集めてみると、実写映画は、やはりひどかったようです。
ただ、本郷奏多さん演じるエンヴィーとラストの展開には、よかった!との声も多いので、みる価値はありそうです。
アニメ版「鋼の錬金術師」は海外で人気!レビュー紹介
英語圏でユーザー数が多いアニメ、漫画のレビューサイトMAL(My Anime List)で、アニメ版鋼の錬金術師の評価はこちらです。
8.21/10(623,567名のレビュー)
「大作!死んでいくキャラクター含めて、個性派が多い。ひとりひとりのストーリーが細かく描かれるから、感情移入していく。製作陣の愛を感じる。」
「64エピソードもあるのに、一瞬で終わってしまうほど、引き込まれる。最初から最後までずっと面白い。」
「簡潔、面白い、深い、個性的、世界観、どれを取ってもパーフェクト。一番好きなアニメで間違えない。」
「正直、最初の方は少し退屈だったけど、最後まで見るべき。クライマックスは見逃さないでほしい。絶対に損しない結末。」
アニメ版のレビュー数が60万越えに驚きました。そして、全体評価が8を超えるということは、多くのアニメファンの心を掴んだ作品であることが伺えます。
海外の反応・評価は?ハガレン実写版「鋼の錬金術師」がひどいのまとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、実写版ハガレンの海外と国内の反応、そして、アニメ版ハガレンの海外の反応を紹介しました。やはり、アニメは相当な人気を誇っていることが再確認できました。そして、そんな超大作を133分に納める無理難題に挑戦した実写版ハガレンですが、全体評価としては、低くなっています。
しかし、日本、海外問わず、一定数からは面白かった!という反応も見られるので、気になる方は、ぜひ見てください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。