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天気の子は、「君の名は」を制作した新海誠監督による3年ぶりの7作目の新作で、日本では、2019年7月19日に全国で公開されました。
2019年の第44回トロント国際映画祭でも上映され大きな反響を起こした作品です。また、2020年の第92回アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表に選出されたりと、国際的に日本を代表する一作と言えます。
英語で、”Weathering with you”と名付けられた天気の子は、海外でも話題になっていました。その理由が、日本ではあまり議論されていない、ある問題に対する反応がとても大きかったようです。今回は、天気の子の作品の海外の反応を紹介していきます。
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映画「天気の子」海外での反応は?
海外映画評価サイトの反応
まず、英語圏で多くのユーザーがいる映画評価サイトの反応を見ていきます。
アメリカで有名な映画評論サイトRotten Tomatsというサイトでは、一般視聴者と映画の専門家のふたつで異なる評価を見ることができます。こちらのサイトは、やや厳しい映画批評で有名です。
点数評価の他に、いい映画は、新鮮なトマト。悪い映画は腐ったトマトで振り分けがされています。
一般視聴者96% (241人)
映画専門家91% (86人)
辛口評価で定評のあるサイトで、ここまで高評価とは、海外でも根強く指示を受けている事がわかりました。
もうひとつのサイト、IMDbは、英語圏でトップクラスのユーザー数を誇る映画批評サイトです。こちらでは、13.673名のレビューがある中で、7.6/10の総合評価でした。
トップレビューには、「新海誠監督」と「気候変動」こちらのふたつのワードが多く見られました。このことから、監督のファンや世界で注目されている地球温暖化などの問題の関心の高い人たちが鑑賞しているようです。
海外映画評価サイトのレビュー
ROTTEN TOMATOSでは、非常に厳しいレビューを書き込む頻度が高い人たちは、top critictという肩書きがつきます。
天気の子のレビューを見ているとtop critictの肩書きがついた人たちからも賞賛のコメントが多く見られました。いくつかポジティブなコメントを紹介します。
「新海誠は、失いつつある世界を描いている」
「ディズニーピクサーや宮崎駿の次世代を探しているアニメファンが見逃してはいけない作品が天気の子だ」
「新海誠は、ファンタジー要素を加えながら現実世界の深刻な問題を取り扱うのがうまい』
また、先ほど紹介した英語圏でのユーザー数が圧倒的ナンバーワンのIMDbからもコメントを紹介します。
「君の名がとてもよかったので、待ち遠しかった。監督は、前作の大ヒットから新しいものを作ることに大きなプレッシャーを感じていただろうけれど、君の名はを越えてきた。日本文化や日本の大都市・東京の描写が鮮明さと、映像に合わせた楽曲選びが見事だった。新海誠は、これからも映画を作り続けて欲しいし、たくさんの人がそれを望んでると思う。」
「自然災害が特に多い場所で育った日本人は他の国で育った人たち以上に自然に敏感なところがあるからこそ、そんな日本で育った新海誠が作った天気の子からは、多くの感性が感じ取れる。
どちらのサイトでも絶賛されていました。また、いくつかネガティブなコメントも見受けられました。「君の名はを見て、期待値が高まりすぎていた」「ラブストーリー要素が弱い」「時間が長く感じた」などの前作との比較や世界観が合わなかった人たちがいたようです。
ただ、どんなにいい映画でも全ての人から良い評価をもらえるものではないので、全体的に見ると、天気の子は、世界的にも高評価を受けているという印象です。
映画「天気の子」海外のどこで公開された?
アメリカでは、公開当初は、486の映画館のみで上映されていました。この数は、アメリカ全土で上映されるハリウッド映画と比べると非常に少ない数だと言えます。それでも、アナと雪の女王2に次いでボックスオフィスで2位興行収入という異例の記録を残しています。2020年のアカデミー賞で国際長編映画賞部門において日本代表で出展されました。ノミネートは逃したものの、アメリカ全土で高い注目をされていたことは間違えなさそうです。
海外では、具体的にどこの国で公開されたのか気になりますよね。ということで、調べて見ました。
日本・香港・マカオ・インドネシア・オーストラリア・ニュージーランド・フィリピン・ネトナム・タイ・マレーシア・ブルネイ・台湾・シンガポール・インド・イタリア・韓国・ロシア・中国・スペイン・フランス・アメリカ・カナダ・イギリス・アイルランド
なんと日本含めて24カ国で公開がされています。ほぼ世界中で天気の子が上映されたことになり、「君の名は」に続いて新海誠監督の名がより一層、世界に浸透したと言えるのではないでしょうか。
映画「天気の子」海外の反応・評価は?まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、新海誠監督による「天気の子」の海外の反応についてまとめて紹介しました。
新世代に世界に通づる日本発の新たなアニメ巨匠が誕生したと言える快挙を成し遂げた新海誠は素晴らしいです。アニメーション大国として知られる日本ですが、こうやってよりよい作品が世界に広まることは、とても嬉しいことです。これからの新海誠監督の活躍を期待します。
今回はここまでとなります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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