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下弦の伍・累(るい)は十二鬼月の中でも珍しい、家族のような群れを作って活動をしている鬼です。
作中では初めて十二鬼月として登場し、炭治郎にその強さを見せつけました。
この記事では、下弦の伍・累(るい)の名言やセリフ、死亡理由、技を紹介します。
鬼滅の刃 下弦の伍・累の特徴
下弦の伍・累は少年のような見た目をしており、頭髪は白髪で蜘蛛の足のような形をしています。鬼になって二十年弱経っていますが、鬼は年を取らないので容姿はずっと子供のままです。
病弱だった累は、無惨から鬼の血を与えられて鬼となり、自分の両親をも殺してしまいます。家族に憧れ、鬼となってからは父、母、兄、姉を作り上げて家族ごっこをしていました。
家族の絆がどんなものか分からないため、家族の見た目を統一し、恐怖によって支配していました。
名前 | 累(るい) |
---|---|
人間の時の名前 | 累(るい) |
十二鬼月ランク | 下弦の伍 |
血鬼術 | 蜘蛛の糸をあやつって敵を刻む |
身長・体重 | 135cm 30kg |
趣味 | あやとり |
死地 | 那田蜘蛛山 |
声優 | 内山昂輝(うちやまこうき) |
家族役の鬼たちに血鬼術を分け与えていた
累の父、母、兄、姉役の鬼たちはそれぞれ累から力を分け与えられていたため、鬼殺隊と戦えるほどの力を持っていました。
累は血鬼術を蜘蛛の形にして鬼たちに飲み込ませることで、力を貸していました。なので累が死ねば家族役の鬼たちも力を失ってしまいます。
累の人間時の過去
累は生まれつき体が弱く、歩くことでさえ苦しかったそうです。寝たきりの累の元に、突然無惨が現れ、累を鬼にしてしまいます。
累は強い体を手に入れましたが、陽の光には当たれず人を喰わねば生きていけません。ついに人を殺して喰ってしまったところを見てしまった両親は、累を殺して自分たちも死のうとします。
枕元に包丁を持って現れた父親を見て、累は怒りのあまり両親を殺してしまいました。
死ぬ間際、母親が「丈夫な体に産んであげられなくてごめんね…」と泣きながら謝ります。その瞬間、累は自分が本物の絆を自分で切ってしまったことを理解するのです。
後悔する累を、無惨は励ましました。「お前を受け入れなかった親が悪いのだ、己の強さを誇れ」と。
累は自分がしてしまったことに耐えられなくて、無惨の言うことを聞くしかありませんでした。そして鬼として生きて行くうちに、この頃の記憶はなくなっていきました。
自分が何をしたかったのか、何を求めていたのか分からなくなっていたのです。
鬼滅の刃 下弦の伍 累(るい)の名言・セリフまとめ
見た目は子供ですが中身はしっかりと鬼としての風格があります。
名言1:僕たち家族の静かな暮らしを邪魔するな
©吾峠呼世晴/集英社
累が初登場時にしゃべったセリフです。蜘蛛の糸に乗って、空中に浮かんでいます。
名言2:お前らなんてすぐに母さんが殺すから
子供のような見た目なので母親がボス鬼と思いきや、彼が下弦の鬼ということは後ほど判明します。
名言3:僕たちは家族五人で幸せに暮らすんだ 僕たちの絆は誰にも切れない
©吾峠呼世晴/集英社
通常、群れることのない鬼ですが、累は鬼たちに父、母、姉と家族の役割を振り当てています。
人間の頃の悲しい過去の影響により、家族ごっこをしているのがよく分かるセリフです。
とはいえ、それはあくまで家族ごっこに過ぎず、家族を恐怖で縛っていました。
名言4:早くしないと父さんに言いつけるからね
母親役の鬼が糸で人間を操っているときに、累が「ちょっと時間がかかりすぎじゃない?早くして」と急かしにきます。
そして「父さんを呼ぶよ」と脅します。この時点で父さんが下弦の鬼だと勘違いしてしまいますが、実は違います。
名言5:何に怒ったのかわからないのが悪いんだよ
累の母親役の鬼の回想シーンの中のセリフ。母親役の鬼は、父親役の鬼からいつも暴力を受けていました。それを見た累は可哀想とかいう気持ちは微塵も感じません。
母親役の鬼は常に苦しんでいたため、やっと解放される、と炭治郎の刃を受け入れたのでした。
名言6:何見てるの?見せ物じゃないんだけど
©吾峠呼世晴/集英社
累が姉役の鬼を傷つけている場面を、偶然炭治郎が目撃します。
名言7:僕たちは家族だ。強い絆で結ばれているんだ
©吾峠呼世晴/集英社
恐怖で支配することを強い絆だと言い張る累。これに対し炭治郎は全力で「それは違う!それは絆とは呼ばない!」と否定します。
名言8:余計な口出しするなら刻むから
©吾峠呼世晴/集英社
突然やってきて口出しする炭治郎に対して言ったセリフです。
名言9:何て言ったの?お前いま何て言ったの?
©吾峠呼世晴/集英社
自分の言葉を炭治郎に全否定され、怒りで顔が歪んでいます。この間にサイコロステーキ先輩が一撃でバラバラにされています。
名言10:お前は一息では殺さないからね うんとズタズタにした後で刻んでやる でも「さっきの言葉」を取り消せば一息で殺してあげるよ
©吾峠呼世晴/集英社
炭治郎から「こんなものは絆とは言わない。紛い物、偽物だ」と一括された後のセリフです。
この言葉を言われた累はハッとしたものの怒りを買い、空気が重く濃くなり激しい戦闘が始まります。
名言11:本物の絆だ!!欲しい、、、!!
©吾峠呼世晴/集英社
ピンチになった炭治郎を助ける形で参戦した禰豆子の姿を見たときのセリフです。
本物の兄妹の絆を初めて見た累は、心を打たれ感動しています。身を呈して兄の炭治郎を庇った姿が、累にとっては絆のようです。
隣に立っていた姉は「自分を捨てないで」と発言したところ、累の糸によって刻まれてしまいました。
名言12:君の妹を僕に頂戴 大人しく渡せば命だけは助けてあげる
©吾峠呼世晴/集英社
本物の絆が欲しくなった累は、禰豆子を自分にくれというとんでもない発言をします。
さすがの炭治郎も「何を言っているのか分からない」と発言。
累は家族のような絆をどうしても欲しいように感じられます。わがままな発言ではありますが、子供のような印象を受けます。
名言13:大丈夫だよ心配いらない“絆”で繋ぐから。僕の方が強いんだ恐怖の“絆”だよ。逆らうとどうなるかちゃんと教える
©吾峠呼世晴/集英社
禰豆子をあげるなんてそんなことを承知するはずないだろう。禰豆子は物じゃない!と反論する炭治郎。
それに対して累は『恐怖という絆』を繋ぐから心配いらないと真面目に答えます。
名言14:十二鬼月である僕に・・勝てるならね
©吾峠呼世晴/集英社
左目に下弦の鬼である証拠の漢字が刻まれています。
ここで初めて累が下弦の鬼だったことを、炭治郎は知ります。
名言15:さぁもう奪ったよ。自分の役割を自覚した?
©吾峠呼世晴/集英社
どうやって累の頸を斬るか考える炭治郎。メラメラとした目つきに「愚かなだな。もしかして勝つつもりなのかな!!」と、累は蜘蛛の糸で禰豆子を引き寄せます。
名言16:それでも従順にならないようなら日の出までこのままにして少し炙る
©吾峠呼世晴/集英社
禰豆子を無理やりゲットして縛り上げたときのセリフ。
中々従順にならない炭治郎と禰豆子に対する発言で、「紛い物の絆だ、偽物だ」と言われてもなお、恐怖による絆を作ろうとしています。
自分の思い通りにならない時に怒り出す、子供のような一面です。
名言17:糸の強度はこれが限界だと思ってるの?
©吾峠呼世晴/集英社
炭治郎が全集中・水の呼吸 拾ノ型 生生流転(せいせいるてん)で攻撃し、蜘蛛の糸を斬ることに成功します。
このまま距離を詰めていけば勝てる!!と思った矢先、累は糸の強度を増幅し、血鬼術・刻糸牢を出します。
名言18:もういいよお前は さよなら
©吾峠呼世晴/集英社
血鬼術・刻糸牢を出した時の累のセリフ。炭治郎は「この糸は斬れない!」と匂いで感知し、死ぬ、負ける!と走馬灯を見ます。
名言19:馬鹿な!!糸が焼き切れっ…
©吾峠呼世晴/集英社
一息で殺そうとした炭治郎からの思わぬ反撃。それを防ぐためとっさに累が使ったのは禰豆子を吊っているのと同じ糸。
その糸には禰豆子の血が染み込んでいました。禰豆子の血鬼術・爆血によって糸が焼き切れたのです。
名言20:僕に勝ったと思ったの?可哀想に。哀れな妄想して幸せだった?
©吾峠呼世晴/集英社
炭治郎が累の頸を切って勝った・・!と思っていたらなんと、実は炭治郎に切られる前に自分で自分の頸を切っていたのです。
炭治郎は瀕死状態で動けないときに言ったセリフ。炭治郎大ピンチ!!
名言21:もういいお前も妹も殺してやる。こんなに腹が立ったのは久しぶりだよ
©吾峠呼世晴/集英社
二人まとめて殺されそうになりますが、炭治郎は全く動けません。不快だ、本当に不快だと言いながら、累は斬った頸を体にくっつけるのでした。
名言22:何の未練もなくお前たちを刻めるよ
©吾峠呼世晴/集英社
そもそも何でお前は燃えてないのかな。僕と僕の糸だけ燃えたよね。妹の力なのか知らないが苛々させてくれてありがとう。
そして頸を自分で繋げた累は、血鬼術・殺目籠(あやめかご)で炭治郎を殺そうとしました。
名言23:何だ?何をした?奴の間合いに入った途端糸がばらけた。一本も届かなかったのか?最硬度の糸を…斬られた?
©吾峠呼世晴/集英社
ですがこの後、義勇が助けに入り、殺目籠(あやめかご)の糸は斬られてしまいました。さらに怒った累は血鬼術・刻糸輪転を出しますが、義勇の水の呼吸 拾壱の型・凪で一瞬にして糸はバラバラになってしまいました。
次の瞬間、累は義勇の刃によって頸を斬られてしまいました。
名言24:本物の絆を俺はあの夜俺自身の手で切ってしまった
©吾峠呼世晴/集英社
義勇に頸を斬られ、地面に落ちる瞬間累の目に入ったのは、禰豆子をかばう炭治郎の姿でした。その姿を見て、自分の過去を思い出したのです。
鬼になって人を喰ってしまった累を、累の両親は包丁で刺して殺そうとしました。累を殺して自分たちも一緒に死のうとしていたのです。ですが殺されそうになった怒りで、累は両親を殺してしまいました。
後になってから、自分がとんでもないことをしてしまったと理解しました。
名言25:思い出したはっきりと。僕は謝りたかったごめんなさい。全部全部僕が悪かったんだどうか許してほしい
©吾峠呼世晴/集英社
義勇に頸を切られ、人間の頃の記憶を思い出し、今までのことを懺悔します。
累は無惨に鬼にされてからも、毎日毎日父と母が恋しくてたまらなかったとも語っています。死ぬ間際にようやく人間の心を取り戻しました。
累は絆を作りたかった、家族を作りたかったのではなく、両親にただただ謝りたかったことに気付きます。
名言26:全部僕が悪かったよう ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい、、、ごめんなさい、、!!
©吾峠呼世晴/集英社
死後の世界で謝る累を、両親が降りてきて声をかけます。「一緒に行くよ、地獄でも。父さんと母さんは累と同じところに行くよ」と。
家族の絆に累は人間の心を取り戻し何度も謝ります。そして3人は地獄へ旅立ったのでした。
累は冨岡義勇に頸を切られて死亡!
©吾峠呼世晴/集英社
下弦の伍・累は助太刀に入った水柱・冨岡義勇によって頸を斬られて死亡しました。
炭治郎と戦闘を繰り広げる累。
鋼糸で炭治郎の日輪等を折り、追い打ちをかけていきます。炭治郎を切り刻もうとしたときに、禰豆子が体を張って守った姿を見てこれが本物の絆だと感動します。そして、禰豆子が欲しいと発言し無理やり禰豆子を手にし、糸で縛り上げます。
それでも抵抗してくる炭治郎と禰豆子に苛立ち、「血鬼術・刻糸牢」で炭治郎を殺しにかかります。
「水の呼吸 拾ノ型・生生流転」で糸を切られてしまった累は、自分の血を糸に絡めることで糸の硬度を高めましたが、「ヒノカミ神楽・円舞」によってそれすらも切られ、頸を斬られてしまいます。
しかし、累は炭治郎に頸を切られる前に自分の糸で頸を切り、ピンチを回避し動けなくなった炭治郎に止めを刺しにいきました。
そこへ水柱・冨岡義勇が登場し炭治郎は助けられます。攻撃の対象を義勇に切り替え、自身の最高の技である「血鬼術・刻糸輪転」を繰り出しますが、「水の呼吸 拾壱ノ型・凪」で受け流されてしまいます。
自身の最高の技が効かなったことにショックを受け、体が動かなくなった一瞬の隙をつかれて頸を斬り落とされてしまいました。
下弦の伍・累(るい)の血鬼術まとめ
累の戦闘スタイルは、蜘蛛のような糸を相手に放って切り刻む中距離攻撃です。
血鬼術・鋼糸(はがねいと) | 5巻・37話で使用 |
血鬼術・刻糸牢(こくしろう) | 5巻・40話で使用 |
血鬼術・殺糸篭(あやめかご) | 5巻・42話 |
血鬼術・刻糸輪転(こくしりんてん) | 5巻・42話 |
血鬼術・鋼糸(はがねいと)
強度の高い糸を放ち相手を切り刻む攻撃で、累のスタンダードな攻撃となります。
炭治郎が水の呼吸 壱ノ方・水面斬りで斬ろうとしたところ、逆に炭治郎の日輪刀が切れてしまうほどの強度を誇ります。
血鬼術・刻糸牢(こくしろう)
©吾峠呼世晴/集英社
鋼糸よりもさらに硬度を高く練り上げ、相手を切り刻む攻撃です。
「水の呼吸 拾ノ型・生生流転」で斬ることができた鋼糸よりもさらに強度が上がっていたため、炭治郎は直感で斬れないと感じていました。
しかし、その時に父親の言葉を思い出し、水の呼吸 拾ノ型・生生流転からヒノカミ神楽・円舞に繋げることで斬ることに成功しました。
血鬼術・殺糸篭(あやめかご)
©吾峠呼世晴/集英社
相手をドーム状にした蜘蛛の糸で囲い、収縮させることで相手を切り刻む攻撃です。
ヒノカミ神楽を使用して動けなくなった炭治郎に止めを刺そうとしたときに使用。
冨岡義勇の助太刀により、炭治郎は死なずに済みました。
血鬼術・刻糸輪転(こくしりんてん)
©吾峠呼世晴/集英社
累の最後にして、最強の攻撃です。
助太刀に入った冨岡義勇に使用しましたが、「水の呼吸 拾壱ノ型・凪」で攻撃を受け流されました。
自身の最高硬度の糸を切られたことで動揺したすきに、あっさりと頸を斬られてしまいました。
そのほかの十二鬼月・上弦下弦の鬼キャラクター考察
鬼滅の刃で鬼側の最強キャラは「十二鬼月(じゅうにきづき)」と呼ばれる12人の鬼です。彼らは上弦の鬼6人、下弦の鬼6人でそれぞれ強い順にランク付けされています。
一番強いのが上弦の壱 黒死牟(こくしぼう)、一番弱いのが下弦の陸(ろく)釜鵺(かまぬえ)です。
あかざ(猗窩座)以外の多彩な鬼たちの考察記事をどうぞ。
関連>>>鬼滅の刃で死亡した柱・十二鬼月キャラ総まとめ!(ネタバレ注意)
累の名言・死亡の理由・血鬼術まとめ
下弦の伍・累(るい)は、十二鬼月の中で一番最初に登場した鬼でした。鬼の中でも珍しく家族のように群れ、恐怖によって絆を作り上げていました。
十二鬼月の強さを炭治郎に見せつけたことで、十二鬼月がどれだけ強いのかが分かりました。