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鬼滅の刃は、鬼殺隊の最高位「柱」も、鬼の精鋭「十二鬼月」も、容赦なく死んでいく作品です。大好きなキャラが死にすぎて辛い…。
この記事では、作中で死亡したキャラクターを「柱」「十二鬼月」「その他の重要キャラ」に分けて、死亡シーン・原作の巻数と話数つきで総まとめします。
劇場版「鬼滅の刃 無限城編」第一章までで死亡したキャラ、そして第二章で死亡が描かれると予想されるキャラも整理しました。
※この記事は原作最終話までの重大なネタバレを含みます。アニメ・映画派の方はご注意ください。
映画「無限城編」第一章で死亡したキャラ【ネタバレ注意】
2025年7月公開の劇場版「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」は、国内興行収入400億円を突破する記録的大ヒットとなりました。第一章では、無限城への落下から猗窩座戦の決着までが描かれ、以下のキャラクターが死亡しています。
しのぶの死は劇場でも屈指の衝撃シーンでした。ただし、しのぶが童磨に仕込んだ「藤の花の毒」の反撃はまだ描かれていません。つまり、しのぶの本当の戦いの決着は第二章に持ち越されています。
映画「無限城編」第二章では誰が死ぬ?【予想】
第二章の公開日は正式発表されていませんが、2027年夏公開との予想が有力です。原作の流れでは、猗窩座戦の後は「童磨戦の決着 → 鳴女戦 → 黒死牟戦 → 無惨戦の序盤」と続くため、第二章では以下のキャラの死亡が描かれる可能性が高いです。
| キャラ | 予想される展開 |
|---|---|
| 上弦の弐・童磨 | しのぶの毒+カナヲと伊之助に頸を斬られ死亡 |
| 上弦の壱・黒死牟 | 無一郎・玄弥・実弥・行冥との死闘の末に死亡 |
| 霞柱 時透無一郎 | 黒死牟戦で死亡 |
| 不死川玄弥 | 黒死牟戦で死亡 |
| 新上弦の肆・鳴女 | 無惨の手にかかり死亡 |
特に黒死牟戦は、柱2名(無一郎は柱、玄弥は隊士)の命と引き換えの壮絶な戦いで、原作でも最大の泣きどころのひとつです。ufotableの作画でどう描かれるのか、覚悟して劇場に行きましょう…。
それぞれの死亡シーンの詳細は、この記事の各項目で解説しています。
鬼滅の刃で死亡した柱一覧
柱9名のうち、水柱・冨岡義勇、音柱・宇髄天元、風柱・不死川実弥以外の6名が死亡しました。どのような最期だったのかをみていきたいと思います。
さてここからは詳しいネタバレになりますのでご注意ください。
炎柱・煉獄杏寿郎の死亡シーン
煉獄杏寿郎は、無限列車での任務後に現れた上弦の参・猗窩座との戦いで致命傷を負い、死亡します(8巻66話)。
魘夢との戦いを終えた直後、消耗した状態で上弦の参と単身戦うことになった煉獄。互角以上に渡り合いますが、再生能力を持つ鬼と生身の人間の差は埋められず、最後は胸を貫かれてしまいます。それでも猗窩座を捕らえて離さず、夜明けを恐れた猗窩座は自分の腕を犠牲にして逃げ出しました。
つまりこの戦い、勝負には敗れても「乗客200名を誰一人死なせない」という煉獄の責務は完遂されています。死の間際、炭治郎たちに未来を託し、母の幻影に見守られながら穏やかに逝く姿は、シリーズ屈指の泣き所です。
鬼滅の刃炎柱・煉獄杏寿郎の名言セリフ「心を燃やせ」・死亡の理由・呼吸の技
蟲柱・胡蝶しのぶの死亡シーン
胡蝶しのぶは、姉・カナエの仇である上弦の弐・童磨との戦いに敗れ、体内に取り込まれて死亡します(17巻143話)。
毒の使い手であるしのぶは何度も毒を打ち込みますが、童磨はそのすべてを分解。力の差は歴然で、最後は骨を砕かれ、吸収されてしまいます。
しかし、この記事で一番伝えたいのはここからです。しのぶは「自分が食べられること」まで想定し、1年以上かけて自分の体そのものを藤の花の毒の塊に変えていました。体重37kg分、致死量の約700倍。しのぶを取り込んだ童磨は、勝った瞬間に敗北が確定していたのです。戦いのあと、カナヲの前に姉妹の幻影が現れる場面まで含めて、「負けて勝つ」を体現した最期でした。
霞柱・時透無一郎の死亡シーン
時透無一郎は、上弦の壱・黒死牟との戦いで胴を両断され、死亡します(19巻175話)。
最初に単身で黒死牟と対峙した無一郎は、序盤で左手を失い、刀を奪われて胸を貫かれる絶望的な状況に追い込まれます。それでも実弥・行冥・玄弥の到着後、瀕死の体で黒死牟に食らいつき、刃を赫く染めて動きを封じました。無一郎のこの一手がなければ、黒死牟討伐は成立していません。
14歳の少年が「仲間のために死ねるなら本望」と言い切って散っていく…。死後、兄・有一郎と再会する場面も含めて、読むたびにつらい最期です。
恋柱・甘露寺蜜璃 / 蛇柱・伊黒小芭内の死亡シーン
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内は、無惨との総力戦で致命傷を負い、戦いが終わった後に息を引き取ります(23巻200話)。
2人とも無惨戦の最前線で体を張り続け、勝利と引き換えに助からない傷を負いました。最期は伊黒が蜜璃を抱きかかえ、互いにずっと想い合っていたことを初めて言葉にします。来世で結ばれることを約束して逝く2人の姿は、本編で恋が成就しなかったぶん、余計に涙を誘います。
公式ファンブックでは2人の来世が示唆されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
岩柱・悲鳴嶼行冥の死亡シーン
悲鳴嶼行冥も無惨戦での深手が原因で、戦いの後に死亡します(23巻200話)。
鬼殺隊最強と呼ばれた行冥は、片足を失ってもなお無惨の逃亡を阻止し続け、勝利の立役者となりました。加えて、27歳にして痣を発現させた時点で、寿命を差し出す覚悟は決まっていたのだと思います。
死の間際、行冥がかつて育てていた子供たちの幻影が現れ、鬼に襲われたあの夜の真実が明かされます。ずっと心に刺さっていた誤解が解け、涙を流しながら子供たちに囲まれて逝く…。強さの人だった行冥が最後に救われる、静かで美しい最期です。
生き残る柱は誰?【生存キャラまとめ】
「柱は全員死ぬの?」と不安になる方も多いと思いますが、最終決戦を生き延びる柱もいます。
- 水柱・冨岡義勇…無惨戦で片腕を失うも生還
- 風柱・不死川実弥…黒死牟戦・無惨戦で瀕死の重傷を負うも生還
- 音柱・宇髄天元…遊郭編で左手と左目を失い柱を引退。最終決戦ではお館様の警護を担当
主人公の炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助・カナヲも全員生存します(炭治郎は一時鬼化しますが人間に戻ります)。
鬼滅の刃【きめつのやいば】死亡した十二鬼月キャラ一覧
鬼舞辻無惨の手下である十二鬼月は最強の鬼たちです。上弦と下弦に分かれ、能力順に上弦の壱から下弦の陸となります。
上弦は100年以上同じメンバーですが、下弦は何度もメンバーが交代しています。
そんな上弦のメンバーがどのような最期だったのかみていきたいと思います。
| 死亡した鬼・十二鬼月 | 死亡原因 | 原作 |
|---|---|---|
| 鬼舞辻無惨 | 陽光に焼かれて死亡 | 23巻 |
| 上弦の壱 黒死牟(こくしぼう) | 実弥、行冥、無一郎、玄弥との戦いで死亡 | 20巻178話 手を伸ばしても手を伸ばしても |
| 上弦の弐・童磨(どうま) | 無限城で胡蝶しのぶの毒により死亡 | 19巻163話 心あふれる |
| 上弦の参 猗窩座(あかざ) | 無限城で炭治郎に首を斬られ死亡 | 18巻156話 ありがとう |
| 旧上弦の肆 半天狗(はんてんぐ) | 炭治郎にトドメを刺されて死亡 | 15巻126話 彼は誰時・朝ぼらけ |
| 上弦の伍 玉壺(ぎょっこ) | 霞柱・時透無一郎との戦いで死亡 | 14巻121話 異常事態 |
| 旧上弦の陸 堕姫・妓夫太郎 | 音柱・宇髄天元との戦いで死亡 | 11巻94話 なんとかして |
| 新上弦の肆 鳴女(なきめ) | 無惨に頭を割られて死亡 | 21巻183話 鬩ぎ合い |
| 新上弦の陸 獪岳(かいがく) | 善逸との戦いで死亡 | 17巻146話 誇り |
| 下弦の壱 魘夢(えんむ) | 炭治郎と伊之助との戦いで死亡 | 8巻62話 悪夢に終わる |
| 下弦の伍 累(るい) | 炭治郎との戦いで死亡 | 5巻42話 後ろ |
| その他の下弦の鬼 | 無惨によって殺される | 6巻52話 冷酷無情 |
鬼舞辻無惨の死亡シーン
無惨は、鬼殺隊の総力戦の末に朝日に焼かれて消滅します(23巻)。
千年以上君臨したラスボスの敗因は、大きく2つです。1つ目は珠世の薬。人間に戻す薬は囮で、その裏に「9,000年分の老化」「分裂阻害」「細胞破壊」の3段構えが仕込まれており、無惨は戦いながら内側から崩されていきました。2つ目は鬼殺隊の総力戦。柱も隊士も満身創痍で無惨に食らいつき、逃走すら許さず夜明けまで足止めし続けたのです。
つまり無惨は、誰か一人の必殺技ではなく「全員の執念の合計」で敗れています。最期、自分の想いを炭治郎に託そうとして拒絶される場面まで含めて、太陽から千年逃げ続けた鬼の哀れな結末でした。
上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)の死亡シーン
黒死牟は、時透無一郎・不死川玄弥・不死川実弥・悲鳴嶼行冥の4人がかりの死闘の末に死亡します(20巻178話)。
上弦最強の黒死牟を仕留めるには、文字通り全員の命の欠片が必要でした。無一郎の赫刀と玄弥の血鬼術が動きを封じ、行冥と実弥がその一瞬に頸を落とす。それでも黒死牟は死なず、異形の姿に変貌して再生しようとします。
止めを刺したのは、刃ではなく「自分自身の姿」でした。実弥の刀に映った醜い異形の自分を見て、弟・縁壱のようになりたかっただけの自分が何のために生き永らえてきたのかを悟り、自ら崩れていきます。あとに残ったのは着物と、縁壱の形見の笛だけ。強さを求め続けた男の、あまりに虚しい最期です。
上弦の弐・童磨(どうま)の死亡シーン
童磨は、胡蝶しのぶが体に仕込んだ藤の花の毒によって弱体化し、栗花落カナヲと嘴平伊之助に頸を斬られて死亡します(19巻163話)。
しのぶを吸収して圧勝したはずの童磨が、その勝利ゆえに致死量の700倍の毒を取り込んでいた…という逆転構造がこの戦いの核心です。体が崩れ始めた童磨に対し、カナヲは失明のリスクを負う奥の手・彼岸朱眼を解禁し、伊之助との連携で頸を落としました。しのぶ・カナヲ・伊之助、3人それぞれの因縁が重なった討伐です。
死後の世界でしのぶに恋心を告げて一蹴される場面は、感情のなかった童磨が最初で最後に人間らしさを見せた皮肉なオチでした。
上弦の参・猗窩座(あかざ)の死亡シーン
猗窩座は、冨岡義勇・竈門炭治郎との戦いの末に死亡します(18巻156話)。
戦いを決めたのは、炭治郎がこの戦闘中に到達した「透き通る世界」でした。闘気を読んで戦う猗窩座に対し、闘気を消した炭治郎の刃は捉えられず、頸を斬られてしまいます。
しかし猗窩座の本当の最期はその後です。頸を失ってなお戦い続けようとする猗窩座の中に、人間だった頃=狛治の記憶がよみがえります。守れなかった恋雪と師への想いを取り戻した猗窩座は、再生をやめ、自らの意思で消えていきました。敵に倒されたのではなく、自分の中の弱く優しい部分が鬼の自分を終わらせた、という点で異色の死亡シーンです。
新上弦の肆・鳴女の死亡シーン
鳴女は、敵ではなく主である無惨自身の手で細胞を破壊され、死亡します(21巻183話)。
きっかけは愈史郎の血鬼術です。鳴女の視覚を乗っ取った愈史郎は、無惨に偽の情報を流し続けて撹乱していました。それに気づいた無惨は、乗っ取りを排除する手間を惜しみ、あろうことか自分の探知役ごと鳴女を殺してしまいます。
皮肉なのはその代償です。無限城は鳴女の血鬼術で維持されていたため、鳴女の死とともに城は崩壊。結果的に無惨は地上に引きずり出され、夜明けとの戦いを強いられることになりました。無惨の冷酷さが自分の首を絞めた、象徴的な場面です。
旧上弦の肆・半天狗の死亡シーン
半天狗は、刀鍛冶の里での戦いの末、竈門炭治郎に「本当の頸」を斬られて死亡します(15巻126話)。
半天狗の厄介さは、頸を斬るたびに分裂・変化する能力と、極端に小さく硬い本体にあります。炭治郎・禰豆子・玄弥・蜜璃が分身たちと消耗戦を強いられる中、炭治郎の嗅覚だけが「どれだけ斬っても倒せない理由=本体は別にいる」を見抜きました。夜明けが迫り、禰豆子が太陽に焼かれるかもしれない極限の状況で、炭治郎は本体が体内に隠した本当の頸を斬り落とします。
被害者ぶって逃げ続けた半天狗が、最期の瞬間まで自分の罪から目を背けていたのも印象的です。「逃げ隠れする卑怯な鬼」を主人公の愚直さが追い詰める、刀鍛冶の里編のクライマックスでした。
【鬼滅の刃】上弦の肆 半天狗の名言セリフ「弱い者いじめをォするなああああ!!!」・死亡理由・技まとめ
上弦の伍・玉壺の死亡シーン
玉壺は、霞柱・時透無一郎に頸を斬られて死亡します(14巻121話)。
刀鍛冶の里を襲った玉壺は、壺を使った転移や毒針、水牢と搦め手で無一郎を追い詰めます。しかし小鉄の命がけの助けで脱出し、痣を発現させた無一郎の前では、本気の姿を見せた玉壺すら相手になりませんでした。自分が斬られたことにも気づかない速度で頸を落とされる、上弦としては屈指のあっけない最期です。
自称・芸術家の玉壺が、無心に刀を研ぎ続ける鋼鐵塚さんに完全に無視されるくだりは、緊迫した里の戦いの中の名コメディシーンでした。
新上弦の陸・獪岳(かいがく)の死亡シーン
獪岳は、かつての弟弟子・我妻善逸に頸を斬られて死亡します(17巻146話)。
獪岳と善逸は、同じ育手・桑島慈悟郎に育てられた兄弟弟子です。生き延びるために鬼へ堕ちた獪岳と、その責任を取って自害した師匠。善逸はその報いを受けさせるため、たった一人で兄弟子と対峙します。
決め手は、善逸が自力で編み出した雷の呼吸・漆ノ型「火雷神」。壱ノ型しか使えないと蔑まれてきた善逸が、師から教わった型ではなく自分で生み出した技で兄弟子を超えたことに、この戦いの意味が詰まっています。最後まで他人と比べ、与えられないことを恨み続けた獪岳との対比が切ない一戦です。
旧上弦の陸・堕姫・妓夫太郎の死亡シーン
堕姫と妓夫太郎の兄妹は、音柱・宇髄天元、炭治郎、善逸、伊之助との戦いの末、2つの頸を同時に斬られて死亡します(11巻)。
この兄妹は2人で1体の鬼で、どちらか一方の頸を斬っても死なないのが最大の難関でした。天元と炭治郎が妓夫太郎を、善逸と伊之助が堕姫を受け持ち、満身創痍の総力戦の末にようやく同時斬首を成立させます。遊郭編のクライマックスであり、柱1人+主人公組でも死線ぎりぎりだったことが、上弦の格を読者に刻みつけた戦いでもありました。
死の間際、罵り合う2人が人間だった頃の記憶を取り戻し、兄が妹・梅を背負って共に地獄へ向かう幕引きは、鬼側のエピソードでも屈指の泣き所です。
その他の死んでつらかったキャラクター
死に方が辛かったキャラクターの死亡シーンを解説します。個人的に珠代と玄弥の死に方はつらかった・・!
珠代の死亡シーン
珠世は、復活した無惨に頭を潰されて死亡します(21巻180話)。
決戦の口火を切ったのは珠世でした。無惨の体に「鬼を人間にする薬」を直接叩き込み、自身は肉の繭に取り込まれてしまいます。悲惨な最期ですが、珠世の薬は人間化が囮で、老化・分裂阻害・細胞破壊の効果が裏に仕込まれており、死後も無惨を蝕み続けました。詳しくは個別記事で解説しています。
お館様・産屋敷耀哉の死亡シーン
お館様は、屋敷に誘い込んだ無惨を道連れに、家族とともに自爆して死亡します(16巻138話)。
病で余命数日だった耀哉は、残された命を「無惨に一矢報いる起爆剤」に変えました。妻・あまねと幼い娘2人が運命を共にしたことも含め、作中で最も衝撃的な死の一つです。この自爆と珠世の奇襲があったからこそ、鬼殺隊は最終決戦の土俵に立てました。
不死川玄弥の死亡シーン
玄弥は、黒死牟との戦いで体を両断され、死亡します(19巻・戦闘決着後)。
鬼喰いで異常な再生力を得ていた玄弥は、胴を裂かれても戦線に戻り、血鬼術で黒死牟の動きを封じるという討伐の要の働きをしました。しかし縦に両断された傷はさすがに再生できず、戦いの後、兄・実弥に看取られて消えていきます。
ずっとすれ違っていた兄弟が、最期の最期でようやく本音を伝え合う場面は…この記事を書きながら思い出しても泣けます。実弥が弟を突き放し続けた本当の理由は、実弥の個別記事で解説しています。
錆兎(さびと)の死亡シーン
錆兎は、鬼殺隊の最終選別で「手鬼」に殺されて死亡しています(1巻7話)。
炭治郎が大岩斬りの修行中に出会った錆兎は、実はすでにこの世の人ではありませんでした。最終選別でほとんどの受験者を救いながら、自分だけが手鬼に敗れた…という真実を、炭治郎は選別の場で手鬼の口から知ることになります。義勇の過去とも深く関わる、序盤屈指の切ないエピソードです。
胡蝶カナエの死亡シーン
胡蝶カナエは、上弦の弐・童磨に致命傷を負わされ、死亡しています(回想・16巻)。
朝日が迫ったために童磨はトドメを刺さずに退き、カナエは駆けつけたしのぶに仇の特徴を伝えて息を引き取りました。しのぶには隊を離れて幸せに生きてほしいと願っていましたが、しのぶは姉の遺志とは逆に、復讐のために蟲柱への道を進みます。この姉妹の物語が、無限城のしのぶvs童磨戦の重みにつながっています。
時透有一郎の死亡シーン
時透有一郎は、自宅を襲った鬼に深手を負わされ、死亡しています(回想・14巻118話)。
無一郎の双子の兄である有一郎は、口では弟を突き放しながら、死の間際には弟の無事だけをひたすら祈っていました。冷たい言葉の裏にあった本心を知る場面は、無一郎というキャラクターの原点です。黒死牟戦で散った無一郎が最後に兄と再会できたことが、せめてもの救いでした。
鬼滅の刃【きめつのやいば】死亡したキャラについて感想
改めて一覧にしてみると、本当に死にすぎですよね…。ただ、書き出してみて気づくのは、鬼滅の刃の死亡シーンには「無駄死に」がひとつもないことです。煉獄さんは乗客を守り抜き、しのぶさんは自分の命を作戦に変え、無一郎くんの一手がなければ黒死牟は倒せませんでした。誰かの死が必ず次の勝利につながる構造だから、辛いのに読むのをやめられないのだと思います。
そして十二鬼月側も、元はみんな人間です。最期の瞬間に人間だった頃の記憶や心を取り戻していく描き方には、人の想いの強さという作者のメッセージを感じます。病を克服したい一心で鬼になった無惨のことすら、完全には憎みきれないのがこの作品のすごいところです。
個人的に一番印象に残っているのは、やはり胡蝶しのぶです。毒の使い手が最後は自分自身を毒に変えて勝つ…。キャラクターの能力と生き様と死に様が、これほど一本につながっている例はなかなかありません。
鬼滅の刃で死亡した死にすぎて辛いキャラクターまとめ
この記事では、鬼滅の刃で死亡した柱・十二鬼月・主要キャラの最期を一覧で紹介しました。
劇場版「無限城編」第一章では、しのぶ・猗窩座・獪岳の死までが映像化されました。そして第二章(2027年公開予想)では、童磨・黒死牟・無一郎・玄弥・鳴女、さらに無惨との決着まで、この記事で紹介した死亡シーンの多くが一気に描かれるはずです。原作既読の身としては、ufotableの作画で見る覚悟が正直まだできていません…。ハンカチではなくタオルを持って劇場に行きましょう。
各キャラの死亡シーンをもっと詳しく知りたい方は、記事中の個別リンクからどうぞ。
