鬼滅の刃で主人公の炭治郎の師匠に当たる育手の鱗滝左近次。鬼殺隊の最終選別まで厳しい修行をつけていた鱗滝ですが天狗のお面をなぜつけているのでしょうか。
素顔が気になっている人も多いと思います。
そこで今回は、
- 鱗滝左近次がなぜ素顔を明かさないのか
- 天狗のお面をつけている理由
- 禁断の素顔
について解説していきたいと思います。
鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)の素顔はなぜ明かされなかった?
鱗滝さんの素顔は原作では最後まで明かされずに終わっています。最終話では現代編になり鱗滝の転生した人物が描かれていました。
鱗滝さんは桑島慈悟郎と将棋を指していましたが素顔までは見えませんでした。
なぜ最後まで素顔を明かさなかったのか考えてみました。それはおそらく鱗滝左近次の厳しいイメージを壊したくなかったからだと思います。
鱗滝さんのお面をつけている理由は後述しますが、ミステリアスで怖いイメージがある天狗のお面をつけることで弟子に対しても厳しく接するためだったのではないでしょうか。
鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)が天狗の面を付けている理由
鱗滝さんがなぜ天狗の面をつけているのか調べてみました。アニメの3話の次回予告で大正コソコソ噂話では理由が明かされています。
ここで大正コソコソ噂話。鱗滝さんが何故お面をしているのか?その理由は、顔立ちがとても優しくて鬼に馬鹿にされたため、らしいですよ。錆兎、真菰、鱗滝さん、俺、禰豆子を人間に戻すために頑張るよ。
という理由でした。優しい顔で馬鹿にされたからというのは意外ですね。
厳しい修行からは想像ができないです。ちなみに手鬼と戦った江戸時代から天狗の面をつけているので、それ以前から相当長い期間お面をつけていることが分かります。
もしかしたら産屋敷一族の歴代当主も鱗滝さんの素顔を見たことがないのかもしれませんね。
ちなみに炭治郎や錆兎、真菰がつけている厄除の面は「災難を防ぎ取り払うこと」という役割があります。なので鱗滝がお面をつける理由とは直接は関係がないみたいです。
鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)のお面を取った素顔
鬼滅の刃の前身となったネーム「鬼殺の流」(きさつのながれ)という作品があるのですが、この中に、鱗滝さんの前身となったキャラクターが描かれています。
「鬼殺の流」は連載会議にてボツになっているため、鉛筆の下書きのままですが、しっかりと素顔が書かれていました。
主人公は、右手と両足を鬼に食われ、目も傷を負い盲目となった少年「流(ながれ)」。
両親に捨てられたところを、育手の判田左近次(ばんださこんじ)に拾われて剣術を習うことになった。
この判田左近次(ばんださこんじ)が鱗滝さんの前身となったキャラクター。
最終選別のフジ重ね山で、重傷の仲間を見捨てることができず背負って下山した時に、鬼に手足を食われ両目に傷を受けてしまった。
そんな流を、周りの剣士は「死なせてやれ」と言うが、判田左近次(ばんださこんじ)だけは必死で手当てをして流を助けます。
その時の判田左近次(ばんださこんじ)の素顔がこれだ!
©吾峠呼世晴/集英社
どうですか?優しい顔ですよね。イケメンですし!
「鬼殺の流」(きさつのながれ)は、鬼滅の刃公式ファンブック第一弾に掲載されています。
関連→鬼滅の刃公式ファンブック第一弾「鬼殺隊見聞録」の感想レビュー!
ちなみに第二弾も予約できます。
まとめ
鱗滝左近次の天狗のお面をつけている理由の解説いかがだったでしょうか。鬼に顔が優しすぎると馬鹿にされたという理由は可愛らしいですね。
もっと深刻な暗い過去があるのかなと想像していました。
鱗滝さんの素顔はとても気になるのですが、分からない方が謎に包まれていてミステリアスでいいのかもしれません。